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2019年の沖縄の観光客 前年比3.2%増の1016万人 年度目標達成は「厳しい」

1/24(金) 8:16配信

沖縄タイムス

 沖縄県が23日に発表した2019年(1~12月)の観光客数は、前年比3・2%増の1016万3900人で過去最高を更新した。暦年で1千万人を達成したのは初めて。大型連休や航空路線の拡充、クルーズツアーの増加などを背景に観光客を取り込んだ。

 一方で、県は日韓関係の悪化に伴い激減した韓国客の大幅な回復が見込めないなどの理由で、19年度目標の1030万人の達成は難しいとの見方を示した。

 19年の観光客の内訳は国内客が4・2%増の723万3900人。昨年3月に下地島空港が開業し、関東や関西を結ぶ路線の拡充があったほか、ゴールデンウイークや夏場の大型連休時の旅行需要を取り込めた。ただ、秋以降は相次いで日本に接近した台風の影響で伸び悩む時期もあった。

 外国客は0・9%増の293万人だった。最も訪沖客が多かった地域は台湾で、5・6%増の93万9700人。次いで中国が19・3%増の75万4200人だった。航空路線の拡充があったほか、クルーズツアーの需要の高まりを受け、海路客が大きく伸びた。

 一方、韓国客は31・5%減の38万700人と激減した。日韓関係悪化に伴う、訪日旅行を控える動きが高まった。それを受け、沖縄と韓国を結ぶ航空路線も大きく減少。12月末時点で48便減の週32便に縮小している。

 県の担当者は19年度の1千万人達成を確実視する。しかし、年度目標の1030万人達成には、1~3月の3カ月間で前年同期比5・4%以上の観光客数の増加が必要とみる。担当者は「韓国客の回復が見通せず、目標達成は難しいのではないか」と話した。

最終更新:1/24(金) 8:16
沖縄タイムス

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