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ANA 沖縄の貨物事業縮小へ さらに週20便減らす 旅客便を活用

1/24(金) 8:35配信

沖縄タイムス

 ANAグループは23日、2020年度の国際線航空輸送事業計画を策定したと発表した。那覇空港を拠点にアジアの主要都市へ展開する「沖縄貨物ハブネットワーク」について、3月29日から沖縄発着の4路線を減便・運休し、現在の週70便から週50便に減らす。ただ、他社の旅客便などの貨物スペースを活用することで、現在の輸送量は維持できるとしている。

 米中貿易戦争の長期化で、日本発の航空貨物輸出量は減少が続き、ANAの貨物事業も苦戦している。今回、「需給適合を図り、着実に収益性を改善していく」とし、沖縄発着を含む15路線を減便・運休し、現在の週197便から週115便に減らす。

 沖縄発着便は16年度の週120便をピークに、年々減少。今回は沖縄-シンガポールが週5から週2に、沖縄-バンコクが週5から週3に減便するほか、関西-沖縄(往復)、香港-沖縄が運休する。ただ、他社の旅客便などとコードシェア(共同運航)することで、航空貨物ネットワークの維持を図る。

 例えば沖縄-シンガポールが運航しない日は、沖縄から羽田空港を経由したり、香港やバンコクを中継したりしてシンガポールへ輸送する。

 ANA Cargo(ANAカーゴ)の渡辺英俊沖縄統括支店長は「沖縄発の貨物には、ほとんど影響が出ない。国内およびアジアの主要都市との重要な流通拠点としての位置付けはこれまでと何ら変わらない」と強調した。

 那覇空港の第2滑走路の供用開始後を見据え、「国際線は今後も増えるだろう。他社との連携を強化し、那覇空港の航空輸送ネットワークを拡大していきたい」と語った。

最終更新:1/24(金) 8:35
沖縄タイムス

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