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ゴールドマン、取締役が男性や白人オンリーならIPO手掛けない

1/24(金) 12:46配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 白人ばかり、あるいは男性ばかりの取締役会の時代は終わりに近づいている。

ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が23日、スイスのダボスから最後通告を出した。米国の新規株式公開(IPO)引き受け最大手の同社は、取締役会が性別や人種などの多様性に欠ける企業とはビジネスをしないという。

多様性を持たない取締役会や経営陣を容認しない動きは広がっている。ブラックロックとステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、女性の取締役がいない企業の取締役会メンバーに不信任票を投じている。カリフォルニア州の新しい州法の下では、同州を本拠に取締役会が男性のみの公開企業は10万ドル(約1100万円)の課徴金に直面する。

ボストン大学クエストロム・スクール・オブ・ビジネスのフレッド・フォルケス教授は、「これは大きな変化だ。非常に驚いた。JPモルガン・チェースとモルガン・スタンレーはどうするのだろうと思う」と話した。

ゴールドマンの発表によると、同社は7月以降、白人以外か女性、ないし性的少数者(LGBT)が取締役会に1人もいない企業のIPO業務は引き受けない。来年はこのハードルを2人に引き上げる。過去2年に株式公開した欧米企業の60社余りで、女性または非白人の取締役がいなかったことを認識しての決定という。ゴールドマンの取締役会は現在、11人中4人が女性。

JPモルガンは、ゴールドマンのようなポリシーはないが、企業の取締役候補選びで多様な人材について助言するサービスを2016年から提供していると説明した。モルガン・スタンレーはコメント要請に応じていない。

原題:Goldman to Refuse IPOs If All Directors Are White, Straight Men(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Jeff Green

最終更新:1/24(金) 13:09
Bloomberg

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