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どこよりも早い春のセンバツV予想 軸は履正社ら3校、追う3校と穴1校は?

1/25(土) 13:10配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 第92回選抜高校野球大会(3月19日から13日間)の選考委員会が24日に開かれ、出場32校が決定した。大混戦となった関東・東京6枠目は、花咲徳栄(関東8強)が東京大会準優勝で2011年夏以来の甲子園を狙った帝京との争いを制した。昨秋の明治神宮大会を制した中京大中京(東海優勝)や昨夏の優勝校・履正社(近畿4強)など、強豪校が顔を揃える大会の優勝校を占った。

 ◇  ◇  ◇

 まずは軸になる3校だ。昨夏の甲子園を制した履正社が挙げられる。

 昨秋の大阪大会は8試合で99得点。近畿大会も3試合中2試合で2ケタ得点を叩き出した。某プロ球団の関西地区担当スカウトは「昨夏の甲子園を経験したエース岩崎と、池田、小深田、4番には主将の関本が入る打線は強力。関本のキャプテンシーも光ります。昨夏のチームに引けを取りません。夏春連覇の可能性は十分にあります」と太鼓判を押す。

 明治神宮大会を制した中京大中京も頂点を狙う。

 某球団の東海地区担当スカウトがこう言う。

「秋の大会前から攻守のバランスがいいと評判でした。エースの高橋はドラフト上位候補で左の松島も好投手。東海大会は打ちまくり(3試合28得点)、守備も堅い。前評判通り、総合力が高いチームです」

 昨夏の甲子園8強・仙台育英(東北優勝)も選手層は厚い。

 スポーツライターの美山和也氏はこうみる。

「エース左腕の向坂と笹倉、伊藤の1年生コンビを含む140キロ台の投手が全部で7人もいます。『1週間以内500球』という球数制限があるので、駒が豊富な投手陣は有利に働きます。笹倉を中心とした強力打線もトップクラス。かつて系列校である秀光中を指揮していた須江監督は、笹倉や伊藤といった秀光中出身のメンバーをうまく育成しながらチームを強化しています。昨夏の8強を超える、優勝を狙えるメンバー構成です」

追う東海大相模、大阪桐蔭、智弁学園

 3校を追うグループでは東海大相模(関東4強)だ。「流しのブルペン捕手」ことスポーツライターの安倍昌彦氏は、東海大相模についてこう分析する。

「今年は打高投低が顕著で、打ち合いの試合が多くなりそう。東海大相模は他校からのマークが厳しいと思うが、野手は高校通算53本塁打の西川らが全体的にスキルアップし、加藤という新たなスラッガーも出てきた。投手も諸隈、石田と左腕が2人いることはアドバンテージになる。打撃については、各校が夏に向けて状態を上げていく段階。春は①左投手②ストライクが取れる変化球を2つ持っていること③タイミングを外すのがうまいという3要素を持った投手を擁するチームは有利といえます」

 3季ぶりに聖地に帰ってくる大阪桐蔭(近畿準優勝)も外せない。

 前出の美山氏がこう言った。

「エース左腕・藤江が中心で、関戸、松浦、竹中ら1年生投手もレベルが高い。昨秋の近畿大会準々決勝で明石商のドラフト上位候補右腕・中森から一発を放った主砲・西野を中心とした打線も上位から下位まで切れ目がない。前チームは8年ぶりに春も夏も甲子園に出られなかっただけに、甲子園での戦いに飢えている。頂点しか見えていないでしょう」

 智弁学園(近畿4強)も侮れない。

「昨夏の甲子園レギュラー4人が残り、打線は1年生4番の前川を中心に破壊力抜群。昨秋は守備面に不安があったが、同じ近畿勢の大阪2校に続くチーム力があります」(前出の関西地区担当スカウト)

■穴は鍛冶舎監督率いる県岐阜商

 高校野球に詳しいライターの田尻賢誉氏は「県岐阜商(東海準優勝)がダークホースとみます」と、こう続ける。

「今年は突出した学校がなく、大混戦が予想されます。この春は打撃力が高いチームが目立つが、投手を中心とした守備力が高いチームが勝ち進むとみている。その中で面白いのは、鍛治舎監督率いる県岐阜商。実際、練習量は前評判が高い中京大中京、星稜を大きく上回る。年末年始は秀岳館時代と同様に宮崎で1週間ほど合宿を行った。森ら140キロをマークする投手が5人いて、主将で中軸を任されている佐々木は、鍛治舎監督がかつて率いた枚方ボーイズ出身の藤原(ロッテ)や小園(広島)を引き合いに、素質は2人以上のものがある、と評価している。佐々木を中心に、得意の継投がハマれば、良い戦いをするはずです」

最終更新:1/25(土) 13:10
日刊ゲンダイDIGITAL

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