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「シールド固定に腕時計バンドを使う…だと?」『プラモ狂四郎』がモデラーに与えた“ガンプラは自由”の精神

1/25(土) 7:00配信

オリコン

 今年、40周年を迎えた「ガンダムプラモデル(以下、ガンプラ)」だが、その発展を支えてきたのは創意工夫と自由な発想で技術革新に貢献してきたモデラーたちだ。そこで、これまでORICON NEWSで取り上げたトップモデラーたちを、「ガンプラ40周年記念」として改めてフィーチャー。第2回目となる今回は、1980年代前半のガンプラブームをけん引した『プラモ狂四郎』に登場した「パーフェクトガンダム」(制作:ケイン)と、「武者ガンダム マークII」(制作:市川貴秀)を制作した2人を紹介。今なおガンプラファンの心を掴んで離さない両機体の魅力とは。

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■狂四郎を叱咤するストリーム・ベースに当時のモデラーたちは励まされた(ケイン)

 ガンプラの傑作漫画『プラモ狂四郎』が模型人生のバイブルと語るケイン氏。狂四郎との出会いについて、「小学生の頃、友達の家で見た『コミックボンボン』で初めて狂四朗に出会いました。テンポの良いストーリーと、ガンプラの裏技的なアイデアが出てくるのですぐに夢中になりました」と振り返った。

 当時、『プラモ狂四郎』はモデラーにとってどんな存在だったのか?

 「今の時代と違って、ガンプラの情報は雑誌や模型店でしか手に入れられませんでした。だから『プラモ狂四郎』はモデラーにとって必須バイブル。プラモデルごっこ遊びの究極というか、まさに理想の漫画でした」

 中でも、狂四郎の愛機的存在として活躍した“パーフェクトガンダム”に、多くのモデラーが魅せられたという。

 「コミックスにはフルスクラッチの『パーフェクトガンダム制作法』が載っていたのですが、流用パーツすら集められずハードルが高すぎて諦めました(笑)。だから、後でキット化された時は本当に嬉しかったですね」

 当時の『プラモ狂四郎』は、小学生読者に向けてフルスクラッチを提案したりとずいぶんと無茶をしていたようだ。しかし、ガンプラに“リアリィ”さを植えつけたMSV(モビルスーツバリエーション)の存在が、さらなるガンプラ熱を呼び込んだとケイン氏は説明する

 「MSVはアニメの設定だけにとらわれない、自由な発想を取り入れた楽しみ方が魅力でした。また、MSVにおいて中心的な役割を担っていたストリーム・ベースは、モデラーにとってまさに雲の上の存在。作中では狂四郎を叱咤激励する師匠的な役割を担っていましたが、その言葉は読者たちに対しても向けられていて、ストリーム・ベースの言葉に刺激を受けたモデラーは多いと思います」

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最終更新:1/29(水) 14:25
オリコン

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