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釣具の「ダイワ」は第2のザ・ノース・フェイスになれるのか

1/25(土) 8:00配信

&GP

近年のアウトドアムーブメントにより、街でもアウトドアアイテムをファッションに取り入れる人をよく見かけるようになりました。より快適に過ごせる機能性が多くの人に受け入れられ、あっという間に広まった印象です。特に「ザ・ノース・フェイス」は本格的なアウトドアブランドながら、近年タウンユースで爆発的な人気を得ています。

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しかし、アウトドアは山やキャンプだけはありません。1958年に創業して以来、世界のフィッシングシーンをリードしてきた“釣りのダイワ”が先日、一般消費者向けのファッションショー&2020年春夏の新作展示会を開催しました。ダイワ=アパレルのイメージがある人は少ないかもしれませんが、以前より釣り用のウエアを中心に展開はしていました。近年は、釣りの時でも日常でも着られる汎用性の高い商品展開を進めていて、そして今回、よりタウンユースで使えるデザインに生まれ変わりました。釣り具で有名なダイワがアパレルに力を入れる理由は何なのか。そこには第2のザ・ノース・フェイスへのヒントが隠されていました。

釣りの楽しさをアパレルでもっと身近に

今回は、グローブライド株式会社フィッシング営業本部アパレルマーケティング部の佐藤雅基さんにお話を伺いました。

ーー釣りの「ダイワ」が本格的なアパレル分野に進出しようと思った狙いはどこにあるんでしょうか。

佐藤さん フィッシングは水に近く、夏場は直射日光もキツいハードなアウトドアアクティビティです。そんな現場で培われた技術や知識をタウンユースできるデザインに落とし込み、機能性とアーバンな雰囲気を兼ね備えた高機能アイテムとしてアップデートしました。フィッシング自体は趣味としてメジャーですが、実際は中々ハードルが高かったりします。そこで、入り口をアパレルにすることで身近に感じてもらい、より多くの人がフィッシングに関心を持っていただけるようにしました。

ーーアパレルにフィッシングの要素が加わると、どういう利点があるのでしょうか。

佐藤さん フィッシングシーンでの最重要課題は“水”にどう対処するか。今回のラインナップにもあるんですが、“ジャガード織り”という特殊な製法で作られたジャケットがあります。通常のレインウエアでは、縫製の後にシームテープを施して防水性を高めます。しかしジャガード織りは、同じ素材の中で柄の表現や密度を調整して強度を上げたりできる織り方です。つまり縫製箇所を最小限にできるので、十分な強度と防水性を得られ、さらに着心地も快適にできました。これは常に水と対峙している我々だからこそできたものだと自負しています。

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最終更新:1/25(土) 8:00
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