ここから本文です

奨学金破産を防ぐために。押さえておきたい奨学金のきほん

1/25(土) 19:30配信

ファイナンシャルフィールド

「奨学金破産」という言葉をご存じでしょうか。経済的な理由などで卒業後に奨学金を返済できなくなり、自己破産に陥る。そうした事実が、近年盛んに報道されています。

そんな中、返還義務のある奨学金を受けることに抵抗を感じる人が増えています。全国大学生協の2018年学生生活実態調査(※1)によれば、将来返済する義務のある奨学金を受けている学生の内、約74%が将来の返済に不安を感じると回答しています。

しかし一方で、奨学金制度が、より多くの人に進学の道を提供していることも事実です。そこで、本記事では、奨学金を上手に利用するために、最低限、押さえておきたい奨学金の「きほん」についてご紹介します。

進路先にかかる入学金、授業料、学生生活費を算出しよう

奨学金には、返済が不要なタイプ(給付型)と、返済が必要なタイプ(貸与型)があります。

もちろん、給付型の奨学金を受けることができればよいのですが、厳しい条件があり、給付型で奨学金を受け取ったとしても総受給金額が授業料をカバーするには十分ではないケースがほとんどです。よって、貸与型の検討もあわせて行う必要があります。

まずは、この貸与型の奨学金を必要以上に借りてしまったり、逆に足りなかったりしないように、希望進学先の学費と学生生活費をしっかりと把握しましょう。私立大の理系を例に取ると、日本学生支援機構の調査(※2)によると、初年度に入学金と授業料で平均約150万円、4年間での学費合計は約540万円かかります。

課外活動費や通学費などの学生生活費については、自宅通学であれば平均で約60万円/年、下宿やアパートからの通学なら平均約120万円/年かかります(※3)。こうした費用を加えると、大学での4年間の総費用は、自宅通学で約800万円、下宿・アパートなら約1000万円かかる計算です。

これ以外にも、進路先によっては、学外での活動費などが高額になる場合もありますので、希望先の進路にいったいいくらかかるのか、事前にしっかり調べましょう。

1/2ページ

最終更新:1/25(土) 19:30
ファイナンシャルフィールド

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事