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「しゃもじ」→「羽衣」屋根へ 27日から撤去 JR熊本駅白川口駅前広場

1/26(日) 12:37配信

熊本日日新聞

 熊本市西区のJR熊本駅白川口の駅前広場整備に伴い、市は27日から市電の熊本駅前電停を覆う大屋根を撤去する。独特の形状から「しゃもじ」の愛称で親しまれた大屋根に代わり、電停のほか北側のバス・タクシー乗降場も覆う羽衣状の屋根を新設する。

 大屋根(約千平方メートル)は2011年3月の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に向け、県が約2億6300万円をかけて整備。建築界のノーベル賞とされる米プリツカー賞を受賞した建築家西沢立衛氏が大きな雲をイメージして設計した。

 12年の政令市移行に伴い、管理は県から熊本市に移った。

 市は17年11月、熊本地震の教訓から、避難できる空間を確保するため大屋根を解体すると発表。JR九州の開発計画も踏まえ、「広場のレイアウトを見直す必要性が生じた」(市熊本駅周辺整備事務所)という。

 今ある大屋根の撤去費は約1億4400万円。7月の完了を目指す。夜間工事のため市電の運行に支障はない見通しだが、バス・タクシー乗降場の位置などが順次変更される。一方、市が21年春までに新設する羽衣状の屋根は約3700平方メートル。前回に続き西沢氏が設計し、約14億8500万円の費用を見込んでいる。

 10年足らずでの屋根の架け替えについて、同事務所は「もったいないとの声があるのは承知している」とした上で、「新しい屋根で雨にぬれない動線を確保し、利用しやすい空間にしたい」と理解を求めている。(久保田尚之)

最終更新:1/26(日) 12:37
熊本日日新聞

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