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ソニーユーザーの単焦点レンズデビューにおすすめ! 「FE 35mm F1.8」で夜の街並みスナップをしてみた

1/26(日) 15:00配信

CAPA CAMERA WEB

35mmという焦点距離は、標準領域の入り口という特徴を持つ。フィルム時代から使われ続けてきた焦点距離であり、スナップから風景写真撮影まで広く用いられる。また、フレーミングがしやすい焦点距離で極端なパースがつかず、「狭すぎず広すぎず」必要にして十分な画角を持っている。筆者は街角のスナップ撮影やポートレート撮影を行う際にこの35mmのレンズを好んで使う。

さて、これまでソニーはFE 50mm F1.8(SEL50F18F)、FE 85mm F1.8(SEL85F18)、FE 135mm F1.8 GM(SEL135F18GM)などのF1.8単焦点レンズをラインナップしていたが、今回そのフルサイズ対応F1.8シリーズにFE 35mm F1.8(SEL35F18F)が新たに加わった。今回はそのFE 35mm F1.8を注目フルサイズミラーレスカメラ「α7R IV」にセットし、F1.8という明るさを活かして夜の街のスナップを行った。

FE 35mm F1.8の基本スペック

最初に、簡単にレンズの特徴と基本スペックを解説していこう。

上述の通り35mmというレンズは非常に汎用性の高いレンズで、風景、スナップ、ポートレートなど様々なシーンで使われる。FE 35mm F1.8は昨今のトレンドとなっている高性能かつ大型の単焦点レンズとは違い、ソニーがテーマに掲げている「誰もが本格撮影を手軽に楽しめる単焦点レンズ」に沿ったつくりで、小さく、扱いやすく、さらにお財布にもやさしいレンズとなっている。

主な仕様は以下の通りである。

・レンズ構成:9群11枚
・最短撮影距離:0.22m
・最大撮影倍率:0.24倍
・フィルター径:Φ55mm
・大きさ:最大径φ65.6mm、全長73mm
・質量:約280g

実際に手に取ったときは正直「本当にこのレンズ大丈夫だろうか?」と疑ったほど小さく軽いレンズであった。

続いてレンズ構成だ。

筆者の印象としては、いたずらに高価なレンズは使わず、あきらめる部分は潔くあきらめ、設計を工夫することでプレーンな描写を狙い、かつ手に取りやすい価格を実現させたレンズだと感じた。

ここで誤解されたくないのは、安かろう悪かろうというレンズではない、ということだ。FE 35mm F1.8、この価格でかなりこだわった作りをしている。例えば防塵防滴であったり、フォーカス駆動にはリニアモーターを使ったり、またその静粛性や速さを最大限に活用するためインナーフォーカシング方式になっていたりする。また、使い勝手の部分でも最短撮影距離22cm、最大撮影倍率0.24とテーブルフォトなどの撮りやすさを想定したつくりになっている。いわば性能一辺倒というよりもユーザーの扱いやすさと価格のバランスを考えた設計といえるだろう。

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最終更新:1/26(日) 15:00
CAPA CAMERA WEB

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