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〈和布刈神社〉中川政七商店が創建1800年の神社をコンサルティング。“導き”の神社としてリニューアルオープン/福岡

1/26(日) 13:21配信

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■関門海峡に向かって鎮座する、月の女神を祭る神社
日本には、全国に8万社以上もの神社があります。ところがいまでは、神社へいくのは初詣のときぐらい、という方も。存続が難しくなっている神社も少なくないのが実状です。

【写真で見る】参拝する人の心を「導く」手助けをするものとして、授与品もリニューアル

今回ご紹介するのは、九州の最北端にある〈和布刈神社(めかりじんじゃ)〉。第32代神主、高瀬和信さんが神社の再建に向けて精力的に活動されています。

その取り組みのひとつが、麻織物の老舗であり、生活雑貨のブランドを全国で展開する〈中川政七商店〉のコンサルティングによるリニューアル。2019年12月に、晴れてお披露目が行われました。こちらが、新しくなった授与所です。

和布刈神社の創建は、約1800年前。関門海峡に向かって鎮座し、潮の満ち引きを司る月の女神「瀬織津姫(せおりつひめ)」を祭る神社です。

瀬織津姫は、穢れ(けがれ)を祓う禊(みそぎ)の神様、潮の満ち引きを司る「導きの神様」ともいわれています。今回のリニューアルでは、この「導き」をキーワードに、神紋、授与所、御守などを新装しました。

授与所のコンセプトは「影と光」。御祭神である瀬織津姫は、もともと天照大神の荒魂(神の荒々しい側面、陰の部分)であることから、授与所内も影と光の陰影を表現しているのだとか。

今回のリニューアルでは、参拝する人の心を「導く」手助けをするものとして、授与品もリニューアル。

こちらは、「満珠御守」と「干珠御守」。和布刈神社の御神宝である「満珠・干珠」をモチーフにしています。白い色には再生や始まりという意味があるのだそう。

「五行御守」は、自然を崇拝する五行思想に基づき、叶えたい願いによって5種の内符(木札)からひとつ選び、御守袋に納めてくれます。

「一年幸ふくみくじ」は、関門海峡名物のふぐに見立てた、ユニークなおみくじ。

釣り竿でふくみくじを釣ることで、神のお告げをいただく仕掛けになっています。

さらに、人生の最後の「導き」として、供養のかたちも新たに。昔から行われてきた関門海峡での海洋散骨供養を「海葬」として改めました。

境内には、森谷和輝さん、中嶋寿子さんをはじめとする作家の器や古道具を販売する「母屋」もあります。今後は「茶房」など、古来の日本人の在り方を伝える場の展開も予定しているそうです。

information
和布刈神社 
住所:福岡県北九州市門司区門司3492
電話:093-321-0749
授与所営業時間:9:30~17:00
コンサルティング:島田智子(中川政七商店)
グラフィックデザイン:岡本 健・山中 港(岡本健デザイン事務所)
授与所デザイン:佛願 忠洋(ABOUT)


writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

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最終更新:1/26(日) 13:21
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