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〈冬眠映像祭Vol.1 かいふくのいずみインディペンデント・アニメーション、最前線!〉十和田市現代美術館にて開催/青森

1/26(日) 13:25配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュース

■ようこそ、かいふくのいずみへ
青森県・十和田のまちが雪に包まれる2020年1月25日(土)~4月5日(日)に、十和田市現代美術館にて〈冬眠映像祭vol.1 かいふくのいずみ インディペンデント・アニメーション、最前線!〉が開催されます。

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いま注目のインディペンデントアニメーション作家、3組のコラボレーションにより、展示空間が「かいふくのいずみ」に変わる本展。十和田で行われたリサーチからインスピレーションを得て共同制作された作品が発表されます。

参加作家は、マンガ『FANTASTIC WORLD』で知られるひらのりょうさん、チャットモンチー、水曜日のカンパネラらのミュージックビデオを手掛けたぬQさん、太古と今をつなげる深遠な世界を展開する最後の手段。ゲスト・キュレーターは、アニメーション研究・評論、各種プロデュースを手がける土居伸彰さんです。

2015年に東京・渋谷で開催されたグループ展〈パワースポット〉展でもコラボレーションを行った彼ら。共通するのは、生活に根ざした土着のモチーフや、レトロさを感じさせる様々な意匠を用いながら、そのなかに現代的なスケール観を超えたなにものかを宿らせ、日常的な知覚のなかに、未来や妖怪(もしくはUFO)、幽霊や太古といった異世界を錯綜させ、最終的には観客の顔をほころばせ、身体を喜ばせるということ。それでは、今回の参加作家をご紹介していきましょう。

ひらのりょうさんは、文化人類学やフォークロアからサブカルチャーまで、自らの貪欲な触覚の導くままにモチーフを定め作品化を続ける短編アニメーション作家/漫画家。グランギニョル未来、ロロ、山本卓々作品など、演劇関連のビジュアルも多数手がけています。文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門新人賞を獲得したミュージックビデオ『Hietsuki-Bushi』(with Omodaka)や学生CGコンテスト・グランプリに選ばれた短編アニメーション『ホリデイ』は必見です。

ひらのさんは本展の開催にあたり次のように語っています。

「最も尊敬し信頼する作家、ぬQ、最後の手段、と共に『かいふくのいずみ』なるものをつくることとなりました。世にも美しい混沌がこんこんと湧きあがることでしょう!! ようこそ かいふくのいずみへ」(ひらのさん)

大学の修了制作『ニュ~東京音頭』で注目を集めたアニメーション作家、ぬQさんは「この泉には伝説がある。誰もが眠る真夜中に、静まり返った水面が鏡面となり歩ける時がある。すると全てを見通す精霊に会える。精霊の千手に握られたみんなの願いや希望から、一番大切なものを選べるか。大切な気持ちと秘密が一斉に輝き、真っ暗な泉に反射している……」と語っています。つくりたいのは、本当は誰もが持っている、普段は眠っている願いが目覚めるような作品。

2018年8月に十和田でリサーチを行ったぬQさんはそのときのことについて、次のように語ってくれました。

「九州からツーリングで北上してきた女性を誘い、私たち一行は揃って深夜に十和田湖の様子を見に行きました。真っ暗な森の参道に怯えていた私をよそに、“なんだか良いものに囲まれている”とメンバーは楽しそう。参道を抜け、突然目の前に広がった深夜の十和田湖は、静かな水面の黒がどこまでも続き、霊界に繋がっているように感じました。雲で夜空も隠れていて、すれ違う人もなく、僅かな明かりは遠く、この世界はとっくに終わっていて、もう私たちしかいないのではないかと思いました。はしゃいで写真を撮ったけど、何ひとつ正確に映りませんでした」

最後の手段は、有坂亜由夢さん、おいたまいさん、コハタレンさんの3人からなる“人々の太古の記憶を呼び覚ますための”ビデオチーム。手描きのアニメーションと人間や大道具小道具を使ったコマ撮りアニメーションなどを融合させ、有機的に動かす映像作品をつくっています。

「アニメーションにおける魔術的側面を、スクリーンという平面から展示空間にまで広げます。そこに満ち満ちる作家3組の化学反応を起こしたマジカルエキスのフレーバーを、心ゆくまでお楽しみください」(最後の手段)

今回の展示では、3組による共同作品も展示されるそう。ゲスト・キュレーターの土居伸彰さんは「動植物が次の春が来るまで眠りにつく時期、本展示は、3組のパワーの合体により、新たな世界を作る力を十和田に蓄えます。“いずみ”のようなこの空間に浸ることで、新たな生に向け、“かいふく”をしにきてください」とメッセージを寄せています。

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最終更新:1/26(日) 13:25
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