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「普段着の旭川」を味わう。北海道・旭川にカフェ兼ゲストハウス〈旭川公園〉が誕生!

1/26(日) 13:29配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュース

■北海道は可能性の大地
北海道のほぼ中央に位置し、〈旭山動物園〉を有する旭川に、ゲストハウス〈旭川公園〉が誕生しました。

【写真で見る】チェックインを行うコモン棟はカフェにも!

最寄り駅は、「旭川」駅からJR宗谷本線で約15分の「永山」駅。手がけたのは兵庫県西宮市出身の松本浩司さん。東海地方を中心とする『中日新聞』の記者を経て、2018年、家族で静岡県浜松市から旭川へ移り住みます。

伝え手の記者という第三者の立場から、「それぞれに良さはあるんですけど、当事者の感動の量には勝てない」と、北海道でゲストハウス運営の道を選んだ松本さん。

「自分で企画した高校の卒業旅行を成功させた思い出の地でもありますし、日本最北という、突き抜けている感じも好きで。南はみんな行きたがるけど北はそれほどでもないですよね(笑)未開拓の素材がたくさんあるイメージがあって、まだまだ新しいことができる可能性の大地だと思って。」

「特に旭川は、北海道で2番目に大きなまちだけど、目立たないというか色がないというか、存在感が薄いなと前から思っていて。経済も人口も右肩下がり。十勝や札幌には地域をおもしろくする波が来ているけど、ここにはまだ来ていない。自分にできることがあるなと思ったんです」

■“友達の実家”のような場所にしたい
旭川公園があるのは駅から徒歩15分の住宅や学校が立ち並ぶ、いわゆる観光地ではないエリア。

「海外や本州では、“ローカルの暮らしにふれる旅”がトレンドになってきています。住宅街にあるので近所の人もふらっと立ち寄ることができるし、森が近くて自然の遊び場に囲まれている。調べてみると、職人やおもしろい人がたくさん暮らしていて、遊びに行ったり、来てもらえたり、ゲストが地元の人といろんなことができる可能性があると感じたんです」

伝えるのは、「普段着の旭川」。目指すのは、「いろんな人が交差する公園のような場所」。

「ホテルのように何時に必ず送迎しますというお約束はせず、その都度相談にしています。“普段の暮らしのなか”でゲストを迎えることを大切にしているので、公園には地域の人も遊びに来ていますし、“親戚の家や友達の実家”に遊びに来たような感覚でリクエストしてもらうのが理想です。

アクティビティも、メニューがあって選んでもらうのではなく、ゲストの気分によって、車で動物園に送ることもあれば、地域のプロフェッショナルを紹介して山に登ったり、森で火おこししたり、畑仕事をやってみたり、“地元の人と一緒に遊ぶ”体験を提案しています」

「人を通じて得た思い出は絶対忘れないし、関係人口にもつながっていくと思うんです。いい意味でこの土地に縛られて暮らしている、土っぽい人たちに土地の魅力を話してもらう。その方が旅行者もうれしいはず」

■カフェにもなる〈コモン棟〉
チェックインを行うコモン棟は、宿泊者の朝食会場でもあり、11:00~16:00には誰もが利用できるカフェとしてオープン。地域の人たちの憩いの場にもなっています。

カフェでいただけるのは、地元で人気の珈琲店〈りむ商会〉とコラボした〈旭川公園ブレンドコーヒー〉や、市内の老舗〈上森米穀店〉の黒米を加工した〈くろこめ茶〉、隣町・当麻で人気のブーランジュリー〈廻りみち〉の焼き菓子など、この地域ならではのもの。使用する器も、9割以上が近くの〈突哨山〉で作陶する工藤和彦さんの作品です。

朝食やカフェの軽食で提供される米は、〈上森米穀店〉の〈旭川公園オリジナルブレンド〉、味噌汁には、近くの〈屯田の里〉で、屯田兵の時代から伝わる製法で仕込まれた保存料・添加物不使用の〈屯田味噌〉が使用されます。

松本さんが選んでいるのは、地域でつくられているものであることはもちろん、“一緒に遊ぶ”体験ができるなど広がりのあるもの。

「上森米穀店の鳥越弘嗣さんとは、田んぼで一緒に黒米を刈り取って、店で〈くろこめ茶〉を飲み、脱穀した黒米をゲストの自宅まで郵送する体験、工藤さんとは、地元の蕎麦職人の蕎麦を工藤さんの器に盛ってともに食卓を囲むというイベントを開催しました」

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最終更新:1/26(日) 13:29
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