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楽天モバイルに“安価な使い放題プラン”が期待されるワケ ── 鍵は「自社ネットワーク」

1/27(月) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

1月23日、楽天モバイルはMNO事業を2020年4月に本格スタートさせると発表。また、2019年10月から5000名限定で提供していた「無料サポータープログラム」を拡充させ、2万人を追加するとした(追加募集は同日23時45分をもって受付終了)。

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無料サポータープログラムは、データ通信が使い放題、音声通話も話し放題という大盤振る舞いな内容だ。2019年12月においては、データ通信は平均15GB以上、また音声通話においても平均30分以上の利用があったという。

ユーザーの申し込み理由については「楽天のネットワーク品質を試したかった」というのが83.9%、「新規参入の楽天を応援したかった」というのが55.0%という、第4のキャリアとして参入する楽天モバイルに興味がある人がいる一方、「データ使い放題だったら」が77.9%、「通話使い放題だったから」が56.4%と単に「安価な回線を使い倒したい」というニーズもあったようだ。

無料サポータープログラムでは、海外でのデータローミング通信料も無料であったことから、「年末のハワイ旅行で、ホテルのWi-Fiには一切つながず、無料サポータープログラムで家族まるごとのデータ通信をカバーした」とか「1月初めのラスベガス・CES出張は24時間、無料サポータープログラムにつなぎまくり、YouTube動画や原稿や写真を送っていた」という人もいたほどだ。

楽天モバイルは4月からのコンセプトとして「シンプル、デジタル、自由」を掲げており、まさにデータ制限のないストレスフリー(自由)な環境を無料サポータープログラムで提供してくれたと言える。

楽天に求められるのは「安価で」「制限のない使い放題」

ここで気になるのが、4月以降もこんな環境を提供し続けるかどうか、だ。

もちろん、4月以降の本格サービスは無料で提供されるわけではない。当然のことなら、毎月いくらかの料金が発生するのだが、それが「いくらになるのか」が最大の注目ポイントといえる。

無料サポータープログラムで「使い放題、話し放題」を提供しただけに、商用サービスでも「使い放題、話し放題」が望まれることだろう。

すでに、3キャリアはデータ通信においては使い放題に近いサービスが提供されているものの、月間60GBや50GB、テザリングは30GBといった何らかの制限が残っている。

とはいえ、3月から始まる5Gサービスにおいては「制限のない使い放題」が提供される可能性が極めて高い。4月からサービスを始める楽天が、制限のある使い放題を提供するとなると、どうしても3キャリアと比べて見劣りしてしまうだろう。

もちろん、3キャリアが現状「制限のある使い放題」で、7000円から8000円といった高額な料金プランになっているだけに、楽天にはそれよりも安価な設定で「制限のない使い放題」が求められそうだ。

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最終更新:1/28(火) 1:01
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