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ミネラル不足に対応、サプリ等の提案活発化

1/27(月) 10:40配信

健康産業新聞

 五大栄養素であるミネラルの摂取不足が続いている。毎年公表される国民健康・栄養調査の結果は「日本人の食事摂取基準」が示す基準値と乖離するものもあり、特にカルシウムは各年代で充足率の低さが目立つ。市場ではミネラル強化型食品が再評価され、サプライヤー各社による用途提案が活発化。バーやゼリー、グミタイプのミネラル強化型食品、スポーツ分野や介護・高齢者向けといった商品開発が進んでいる。

■不可欠な栄養素

 日本人の慢性的なミネラル摂取不足の背景には、不規則な生活習慣による食生活の乱れ、野菜や穀物類といった農作物自体に含まれるミネラル量の減少など、様々な要因がある。

 また、消費者のミネラルに関する知識・情報が少ないことも積極的な摂取につながらない要因のひとつとして挙げられている。

 サプライヤーからは、「骨形成や骨強化にカルシウムやマグネシウムが関与していることへの認知度は高いが、ミネラル不足がまねく健康リスクについての認知度は低い」「ビタミン・ミネラル不足が生活習慣病のリスクを高めることはあまり知られていない」といった声があがる。

 ミネラルは骨や筋肉、スポーツ栄養、免疫機能、心臓機能、神経刺激の伝達、味覚、皮膚、性機能などにとって不可欠な栄養素。一般的に体内の代謝活性に必要な助酵素としての機能をもつ。ミネラル欠乏は生体機能の調整に影響を及ぼすため、単体のミネラルではなくマルチミネラルの摂取が健康維持に不可欠となる。

■不足ミネラルはサプリで

 食事で摂取しきれないミネラルを補う商品としては、栄養補助食品やミネラル補給サプリ、美容製品、ダイエット系食事代替食品、流動食、介護食、スポーツドリンク、熱中症対策製品などがある。

 ミネラルサプリメントは近年、大手サプリメントメーカーのマルチミネラル製品が定番商品として浸透。DHCの『マルチミネラル』、アサヒグループ食品の『マルチビタミン&ミネラル』、ファンケルの『マルチミネラル』などが市場に流通している。

 微量ミネラル素材を配合する栄養補助食品は、日清食品の完全栄養食『ALL-in PASTA』、森永乳業の大人のための粉ミルク『ミルク生活』、雪印ビーンスタークのスキムミルク『プラチナミルクforバランス』などが市場に流通。それぞれ7~13種類のミネラルを配合し、栄養素を強化したものが増えている。

最終更新:1/27(月) 10:40
健康産業新聞

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