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張本智和、今年最初のツアーへ出発 中国選手へ「恐怖心を少しでも与えられたら」

1/27(月) 12:37配信

スポーツ報知

 卓球男子で東京五輪代表の張本智和(16)=木下グループ=が27日、今年最初のワールドツアーのドイツ・オープン(OP)に向けて羽田空港を出発した。

 19日に閉幕した全日本選手権では決勝で敗れ、2年連続で優勝を逃した。ただ、準決勝で敗退した昨年に比べ、切り替えは早かったという。「昨年と同じぐらい悔しかったけど考えても仕方ない。これからのツアーに向けて課題をまたクリアしていきたい。毎年全日本チャンピオンが誕生するので、そういう意味では『また来年』という気持ちでやれたら」。25、26日とTリーグにも出場し、気持ちは前に向いている。

 今大会は五輪での打倒・中国に向けても貴重な機会になる。中国選手は現時点で2月のハンガリーOP、3月のカタールOPにエントリーしていない。「(3月の)世界卓球まで最後のチャンスだと思う」。昨年は終盤の男子W杯やグランドファイナルで中国のトップ3と対戦。五輪王者の馬龍に勝ち、樊振東や許シンとは接戦だった。「3試合全ていい勝負だったので少し楽しみな気持ちはあるけど、ここで離されるわけにはいかない。まずはそこまで勝ち上がること。『やられるかも』っていう恐怖心を少しでも与えられたら」と闘志を燃やした。

 今年前半の国際大会では五輪でのシード権確保も大きなテーマだ。シングルスでメダル獲得の確率を高めるためにも「シードの(上位)4つに入る」と目標を設定。張本は1月時点で中国勢以外でトップの世界ランク5位。五輪は各国最大2人までしか出場できないため、実質第3シードの位置にいるが、6位に林ユン儒(台湾)、7位にカルデラノ(ブラジル)、8位にファルク(スウェーデン)らが続くだけに「まず格下に負けないことと、中国のトップ選手に勝つこと。その二つを意識して頑張りたい」と意気込んだ。

 早期に第4シード以上を確定できれば、五輪直前の試合を回避し、調整にあてる選択肢も生まれる。「確定すれば、出るのも出ないのも自由。出るかもしれないけど、気持ち的にも落ち着ける。ずっと試合が続いているので、しっかり落ち着いて1ヶ月練習する時間もない。自分でそのチャンスを作れたらいいなと思います」。万全の状態で本番を迎えることを見据え、ドイツOPからスタートダッシュを狙う。

報知新聞社

最終更新:1/27(月) 12:37
スポーツ報知

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