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都内を走るZMPの「自動運転タクシー」試乗。MaaS実証の現在を探る

1/28(火) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

自律移動ロボットのベンチャーZMPと大手6社が参画して1月20日から実施中の「空港リムジンバス・自動運転タクシー・自動運転モビリティを活用したMaaS実証実験」。

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ZMPの自動運転タクシーの体験の公募に個人的に応募していたところ、運良く当選した。取材目的ではなかったものの、なかなか興味深い体験だったのでレポートしてみたい。

この取り組みは、東京空港交通、T-CAT(東京シティ・エアターミナル)、日の丸交通、日本交通、三菱地所、JTB、そしてZMPが共同で行っているもの。前出のとおり体験者は公募で集められ、1月20日~2月1日まで実際に公道を走行して実証する(すでに公募は締め切られている)。

実証の想定としては、自動運転タクシーに関しては、丸の内から、羽田・成田空港へのリムジンバスのターミナルであるT-CATまでをスムーズに移動して、「徒歩移動や電車移動を最小限」で空港とを結べる(またはその逆の経路)というサービスをイメージしている。

丸の内パークビルに停まる自動運転タクシー

2019年末に実施された公募に個人的に応募、運良く当選して、試乗当日を迎えた。

試乗者には、事前にMaaS実証用のアプリ「Tokyo MaaS」をダウンロードするように指示があったため、手持ちのiPhoneにインストールしておいた。

試乗当日、試乗開始地点の東京駅近くにある「丸の内パークビル」に足を運んだ。

丸の内パークビルの車寄せには、水色にペイントされたトヨタのエスティマ・ハイブリッドが停車していた。これが、ZMPの自動運転タクシー「ZMP RoboCar MiniVan」だ。

ここから、日本橋・箱崎町にある東京シティエアターミナル(T-CAT)までの約3キロの下道を自動運転で運んでもらう。

ベース車両はエスティマとはいえ、見た目はなかなか物々しく、多数のセンサーを装備している。ルーフ(屋根)上に3次元LiDARが1つ、バンパー内に2次元LiDARが前3つ、後ろ2つ。さらに、車内から前方を見るカメラが3種類(距離を見るステレオカメラ×1、白線を見るカメラ×1、信号を見るカメラ×1)というのが、その装備だ。

実証実験の係員の人から一通りの事前説明を聞いてさっそく、アプリを起動した。

乗車時はTokyo MaaSアプリのカメラ機能で後部座席の窓にあるQRコードを読み込むことで「個人の予約」と照合され、自動的に後部座席のスライドドアが開く……という仕組みのようだ。

実は写真撮影可なのは外観だけで、室内撮影は不可というのが実証参加のレギュレーション。そのため、ここからは映像がない(こういう対応は海外でも一般的。最近は違うそうだが、以前はアメリカで実証しているAptivの自動運転ライドシェアも、車内撮影は不可だった)。

運転席と助手席には、それぞれ関係者が座っている。後部座席は自分一人だが、最大4人まで乗車できるという。

後部座席に座ると、目の前にある助手席のヘッドレストに、都内のタクシーで一般的になりはじめた液晶ディスプレイ(タブレット)が固定されている。

ここで試乗開始前のルートの確認などの操作をすると、自動運転タクシーが走り出した。

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最終更新:1/28(火) 18:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

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