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7大陸最高峰制覇を目指す鎌倉の登山家、4座目アコンカグア登頂 報告会も

1/28(火) 15:05配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 コワーキングスペース「ネクトン大船」(鎌倉市大船1)で2月4日、世界7大陸最高峰(セブンサミット)の全制覇を目指し4座目のアコンカグア登頂に成功した鎌倉在住の登山家・西川史晃さんによる帰国活動報告会が開かれる。   (鎌倉経済新聞)

年末に銀行で振り込みができず、現地で直接払う札束を腹に巻いていったという

 「1月22日14時50分(現地時間)、登頂しました。人生最高に頑張った1日です」と西川さんがフェイスブックに投稿した。たった一人(ガイド付き)での挑戦だったが、「自分一人では登れなかった。皆さんの存在が助けてくれました。ありがとうございます」と続けた。

 西川さんが今回登頂に成功したアルゼンチンのアコンカグアは標高6962メートルで南米の最高峰。アンデス地方特有の悪天候「白い嵐」の影響も大きく、登頂成功率は30%といわれている。

 1月9日に日本を発ち約40時間後に同山の麓にあるホテルに到着。3日間かけて高度に順応させながら標高3400メートルまで移動しテントに2泊後、同4300メートルのベースキャンプ地プラザ・デ・ムーラスに到着した。

 そびえ立つ南壁を前にしたとき、「登ってやるという気満々でここまで来たが、おこがましい気持ちになり、受け入れてもらおうと思うようになった」と心境の変化を語る。

 当初24日アタック予定だったが、天候が思わしくないため22日に登頂を早めて見事に成功し、25日に下山した。

 西川さんは1982(昭和57)年生まれで、20代半ばで友人に誘われ筑波山に登り山に魅了された。仕事で失いかけていた自信も取り戻し、2015(平成27)年にエベレスト登頂を宣言する。2025年のエベレストを最終目標に、世界7大陸それぞれの最高峰を制覇していく「チームセブンサミット」プロジェクトを立ち上げた。

 2017(平成29)年10月のアフリカのキリマンジャロを皮切りに、2018(平成30)年8月にロシアのエルブルース、2019年5月にはオーストラリアのコジオスコと続き、今回が4座目の成功となった。

 3座まではカメラマンなど複数人での登頂だったが、今回は予算が足りずたった一人でのチャレンジになった。西川さん一人分も予算不足で、クラウドファンディングを使い支援者を募った。目標額175万円に対し141人から185万6,000円が集まり、頂上に立った西川さんはスポンサーや支援者全員の氏名を記した旗を掲げた。

 報告会では同山への挑戦の過程を西川さん自身が撮影した写真や動画を投影しながら語っていく。プロジェクトを応援し、当日会場を提供するネクトン大船の安光太郎さんは「年末に銀行での払い込みができず、現地で支払う現金をおなかに巻いて出国したことなど面白いエピソードも聞けるはず」と期待する。

 「セブンサミットを達成している日本人は15人(2016年8月時点)。そんな頂点を目指して頑張っている鎌倉の人を、これからも応援していきたい。報告会は無料だが飲食物持参歓迎」と安さん。「今は無事に帰国し、当日元気な姿を見せてほしいと願うだけ」と笑う。

 西川さんの挑戦には今後、南極のビンソンマシフ、北米のデナリ(マッキンリー)、世界最高峰のアジア・エベレストが控える。

 開催時間は19時~21時。参加無料。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:1/28(火) 20:05
みんなの経済新聞ネットワーク

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