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新型肺炎の世界経済への影響懸念、米株は大幅下落

1/28(火) 9:30配信

ロイター

 米国株式市場は下落して取引を終えた。過去3カ月余りで最悪のパフォーマンスとなった。中国が新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大防止に向け、春節(旧正月)の連休を延長すると発表したことを受け、経済活動への影響懸念が強まった。

 中国で新型肺炎の感染が拡大していることを受けて、米株式市場は27日大幅下落。

 中国での患者数が増加し、死者も81人に達したと伝えられた。米株式市場の主要3指標は軒並み、午前の取引で1%以上急落した。

 米国内でもこれまでに5人の患者が確認されている。

 S&P500種の主要業種はすべて下落。とりわけハイテクとエネルギーが大きく下げた。

 影響は世界中の市場に広がった。日経平均株価は5カ月ぶりの大幅下落。 欧州市場でも2%以上下落した。原油価格もおよそ3カ月ぶりに1バレル60ドルを割った。

 中国当局によると新型コロナウイルスの感染力は高まっているという。市場は運輸、観光をはじめとする幅広い経済への影響を懸念。

 短期的には中国当局による移動制限や、春節の休暇延長などの影響もあり、経済は打撃を受けるとの見方が支配的だ。

  2002―03年に世界で約800人が死亡したSARS流行の際、 アジアの航空旅客需要は45%減少した。

最終更新:1/28(火) 9:51
ロイター

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