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年収400万円の人の「生活満足度」はどれくらい?「年収」と「満足度」の関係

1/28(火) 19:15配信

LIMO

「幸せになりたいからお金が欲しい」と考えるのは、ごく自然なことです。ところが、人の幸せや満足度は年収とは必ずしも比例しないという研究も数多く存在します。

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「お金を得ても幸せになれない」という矛盾めいた事実を、行動経済学では“幸福のパラドックス”と呼んでいます。

そこで、今回は最新の調査から、人の生活満足度を決める要因や年収との関係性についてご紹介します。

サラリーマンの平均給与は約440万円

はじめに、サラリーマンの平均給与を押さえておきましょう。

令和元年に国税庁が発表した『平成30年分民間給与実態統計-調査結果報告-』によると、2018年度の1年を通じて勤務した給与所得者の年間平均給与は約440万円でした。この数字はあくまでも平均値なので、性別や年齢、業種や就業形態などによっても大きく変わってきます。

たとえば、性別および就業形態別の平均給与を見てみましょう。(表「性別および就業形態別の平均給与」を参照)

男性と女性、正規雇用と非正規雇用の間に、平均給与からは読み取れない格差が生じていることがわかります。

【参考】
『平成30年分民間給与実態統計-調査結果報告-』国税庁

年収が3,000万円以上になると生活満足度は下がる

内閣府は国民の生活満足度を把握する目的で、「家計と資産」や「健康状態」、「社会とのつながり」や「住宅」といった11分野の指標(ダッシュボード)を作成しました。

さらに、この指標に基づいて「満足度・生活の質に関する調査」を実施し、令和元年に第1次報告書を公表しています(※1)。

本調査では、生活満足度を「総合主観満足度」という数値で表しています。「現在の生活にどの程度満足しているか」について、0点から10点の11段階で回答してもらい、「全く満足していない」を0点、「非常に満足している」を10点として算出しました。

全サンプルの総合主観満足度の平均点は5.89で、国際連合が実施した世界幸福度ランキング『World Happiness Report 2019』の結果とも整合性が取れています。

【参考】
(※1)『満足度・生活の質を表す指標軍(ダッシュボード)』内閣府
『「満足度・生活の質に関する調査」に関する第1次報告書』内閣府
『World Happiness Report 2019』

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最終更新:1/28(火) 20:35
LIMO

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