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新型ウイルスの石油市場への影響を「注視」も、過剰反応戒め-サウジ

1/28(火) 4:15配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): サウジアラビアは、中国の新型コロナウイルスの感染拡大が石油市場に及ぼす影響を「注視している」が、これまでのところ世界需要に与える影響は「非常に限定的」だとみている。

北海ブレント原油は27日に一時4%近く下落、1バレル当たり60ドルを下回った。投資家は新型ウイルスの流行が中国経済を冷やす事態を懸念している。需要を損ねる恐れがあるとの懸念から、先週のブレントは6%余り値下がりし、週間で約1年ぶりの大幅安となった。

サウジのアブドルアジズ・エネルギー産業鉱物資源相は、「石油やその他商品を含む世界市場への現在の影響は、主に心理的な要因によるものだ。世界の石油需要に対する影響は非常に限定的であるにもかかわらず、一部の市場参加者が極めて否定的な見通しを採用している」と声明で述べた。

アラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー省も27日に別途声明を発表し、ウイルスの感染拡大で石油需要が低下する恐れがあるとの見方に、石油市場は過度に反応すべきではないと主張した。

同省は声明で「中国での出来事に起因する石油需要の将来的な減退に関して、見通しを誇張しないことが重要であり、市場の一部トレーダーのような心理的な要因に基づく過剰な反応もすべきではない」と呼び掛けた。

原題:Saudi Arabia ‘Closely Monitoring’ Virus Impact on Oil Market (2)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Javier Blas, Grant Smith

最終更新:1/28(火) 4:15
Bloomberg

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