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「毎週10億円還元」au PAYも狙う“スーパーアプリ”戦略。鍵は他キャリア利用者の取り込み

1/29(水) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

KDDIは、決済サービス「au PAY」を強化する。グループ会社のauフィナンシャルホールディングスによる金融サービスとの連携によって、単なるコード決済だけではない、スーパーアプリの実現を目指す。

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2月10日から毎週10億円分の還元を行うキャンペーンを実施。au PAY利用可能店の決済で支払額の最大20%を還元する。ローソンでは追加キャンペーンも実施する。

7週間にわたり実施し、全期間で70億円。1人あたり最大7万円の還元という巨大キャンペーンによって、特にauユーザー以外に対するアピールをしたい考えだ。

au PAYはPonta統合でライバルとの差を縮める

KDDIは、2014年の「au WALLETプリペイドカード」発行を皮切りに決済事業を提供。その後、クレジットカードの発行を開始し、2019年9月末で2700万会員を突破している。

au WALLETプリペイドカードはスマートフォン向けアプリでのチャージ機能を備え、パーソナル事業本部長の東海林崇氏は、自社を「スマートフォンを活用した決済のパイオニア」だとアピールする。

au WALLETカードの展開に合わせてポイント事業として「au WALLETポイント」を展開し、キャリアを問わず会員となれるオープン化によって、この1月にポイント保有会員数は2800万を突破した。

一定のポイント経済圏を確立したが、会員数7000万を超えるNTTドコモの「dポイント」、1億を超える「楽天スーパーポイント」、7000万を超えるCCCの「Tポイント」と、主要共通ポイントからは大きく水をあけられていた。

そうした中、ロイヤリティマーケティングが運営する共通ポイント「Ponta」と、2020年5月に統合を決定。9300万の会員数を合わせて、1億を超える会員基盤を獲得する。ポイントが貯められる店舗数も22万に達し、170万カ所でのコード決済、ポイント利用が可能になる。

これまでのau WALLETポイントからPontaに移行することで、ポイント基盤からau色を薄め、auのスマートフォンユーザー以外に対してもさらなる訴求を図る。この会員基盤を背景に、従来の決済・コマース事業もauユーザー以外への拡大を目指す考えだ。

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最終更新:1/29(水) 18:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

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