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ノア新社長に就任の高木三四郎「業界1位を目指す」と新日に挑戦状

1/29(水) 20:45配信

TOKYO HEADLINE WEB

サイバーエージェントがノアの全株式を取得

 株式会社サイバーエージェントが1月29日、都内で会見を開き、プロレスリング・ノアを運営するノア・グローバルエンタテインメント株式会社の発行済み株式の全株式を取得することに合意したことを発表した。

 ノアはDDTとともにサイバーエージェントグループ入りすることとなった。

 会見にはサイバーエージェントの藤田晋社長、DDTの高木三四郎社長、ノアの武田有弘現社長、ノアの丸藤正道を筆頭にノアの中心選手である潮崎豪、杉浦貴、小川良成、中嶋勝彦、清宮海斗が登壇した。

 ノアは故三沢光晴が2000年に設立。当初は三沢、小橋建太、秋山準ら旧全日本プロレスで人気を誇った選手らを中心に日本武道館、東京ドームで大会を開催するなど順調な団体経営を進めてきたが、2006年には小橋が腎臓癌による長期欠場、2009年には三沢がリング上の事故で急逝するといったことが起こり、徐々に観客動員が低下。秋山ら選手の離脱もあり、苦しい経営状況が続いていた。

 何度か経営体制が変わる中、2019年1月にはリデットエンターテインメントの子会社となり、再起を目指したものの思ったような効果は得られなかった。昨年11月に武田氏が高木社長に相談を持ち掛けたところ、高木社長が藤田社長に「いまノアを救うことがプロレス界の発展につながる」などと提言。今回の全株式取得となった。

 今後は高木社長がノアの社長も兼任。丸藤が副社長に就任し、武田氏は執行役員となる。しかし高木氏は「社長を兼務するが、私が担うのは企業経営部分。リング上に関しては一切関知せず、これまで通り、丸藤副社長や武田執行役員に一任する。私が経営責任を負うことで、選手がリングに集中しやすい環境を作り上げたい」などと話した。

 ノアはこれまで日テレG+、サムライTVで大会を中継してきたが、今後は2月16日の後楽園大会からAbemaTVでも中継。DDTの動画配信サービス「DDT UNIVERSE」では1月30日のノア後楽園大会を無料で生中継。これを皮切りにノアの大会を月1~2回生配信するという。

 また11月に予定されていたDDTの両国大会を2デイズとし、初日の21日はDDT、22日はノアがビッグマッチを行う2連戦として開催することが発表された。

 今回の全株式取得について藤田氏は「一つにDDTがグループ入りして2年。テレビの普及にプロレスが大きく寄与したように、AbemaTVを立ち上げた立場として、プロレスのコンテンツとしての魅力や可能性を強く期待した。ニつ目にはノアを研究しているうちにDDTと良い補完関係があると思った。互いの強みや特徴を生かして、相乗効果を得られるのではないかと考えた。三つ目は高木社長は現役の選手でありながら、現場の運営と経営をしっかり切り分けていて、経営者・高木社長に非常に可能性を感じている。そこにかけてみたいという思いがあり、今回、兼務してもらうことをお願いした。今回の件を前向きにとらえて、グループとしてのプロレスのさらなる発展と拡大を期待したい。私の立場はこれからも後方支援。できる限りのバックアップをしたい。DDT、ノアともにそれぞれのファンに愛されるプロレス団体として成長してほしい」などと三つの理由を挙げた。

 またノアという団体については「DDTは面白い。良質な舞台を見ているような面白さがある。先ほどノアの選手が会社に来てくれた時に、みんなノアの選手を見てかっこいいと言っていた。面白いプロレスとかっこいいプロレスの両方を揃えられるのはバリエーションとしても魅力があるし、映像コンテンツとしても可能性を感じる」とカラーの違う両団体による幅広いファン層の獲得に期待した。

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最終更新:1/29(水) 20:45
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