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原発で重大事故が起きたら… 静岡県の浜岡原発周辺で避難訓練

1/29(水) 19:52配信

静岡朝日テレビ

静岡県御前崎市の浜岡原発で重大事故が起きたことを想定した防災訓練が、2日間にわたって行われました。
今回の訓練ではどんな課題が浮かび上がったのでしょうか。

甲状腺被ばく抑える安定ヨウ素剤を配布

浜岡原発から車で約5分の佐倉公民館。午前8時過ぎから地元の住民が続々と集まってきます。

市の職員:「国や地方公共団体の指示がない限り飲まないでください。今回お預けしますけど、指示を受けて内服するという形になります」

御前崎市では2016年度から甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤を事前に市民に配っていますが、実際の避難の際、忘れる人がいることも想定して、緊急に配布する手順を確認しました。

汚染状況を確認 多人数をどう検査

斉藤慎一朗記者:「避難した住民の車があちらの2本の棒をくぐることによって、放射線による汚染状況を確認します」

担当者:「車両右に汚染があります。汚染有りの基準値超えの赤い方へお進みください」

原発周辺の住民は県外に避難する前に、放射線に汚染されていないかどうか確かめるため、高速道路のSAに作られる検査場を通らなければいけません。検査をするのは自治体の職員ですが、全員がこの作業に慣れているとはいえず、100人以上が参加したきょうの訓練でも、検査待ちの人で列ができていました。

検査員:「どんどん入ってくるので、休みなく。除染回数1回の方が多いので、だいたい2、3分はかかっている」

除染を終えた住民は県外の避難所で必要となる検査証を受け取り、訓練を終えました。

2年連続で参加:「訓練自体は非常にスムーズで、実際に起きたときを想定をした、スケールをもう少し考えてやったほうがいいのかなと思う」

きょうは参加者の8割以上がバス移動でしたが、実際の想定では自家用車が基本とされています。

初参加した女性:「(実際は)自家用車です。1カ所に集まってというのは大変だと思います。自分もパニックになっているし、周りもパニックになっているので」

県中部地域局 太田直樹 副局長:「実際の場合は車両がどんどん入ってくるわけで、みなさん早く検査していただきたいというところを、どういう形でさばいていくのか検証していく必要がある」

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最終更新:2/19(水) 20:07
静岡朝日テレビ

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