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「京」…この名字、読めますか? 多くは「きょう」と読みますが、もっと難しい読み方があるんです!

1/29(水) 12:05配信

まいどなニュース

「京」…この名字、読めますか? 姓氏研究家・森岡浩が日本人の難読名字を紹介します。

【画像】読み方は…こちら

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「京」という名字そのものも珍しいが、その大多数は漢字の読み通り「きょう」である。ところが、大阪府阪南市には「京」と書いて「かなどめ」という難読名字がある。

戦前のカルタは、五十音順ではなく、いろは順で作られていた。そして、この「いろはカルタ」には大きく江戸、上方、尾張の3種類があり、読み札に書かれている言葉(ことわざなど)が違っている。

たとえば、江戸カルタでは最初の「い」の読み札が「犬も歩けば棒にあたる」であったため、通称「いぬぼうカルタ」ともいわれるが、上方カルタの「い」は「一寸先は闇」、尾張では「一を聞いて十を知る」で、いずれも違っている。

そして、いろは47文字の最後「す」のあとに、江戸カルタでは「京の夢 大坂の夢」、上方カルタでは「京に田舎あり」と書かれた「京」という札があった。

このことから、「かな」の後ろにある「一番最後(とめ)」という意味で、京を「かなどめ」と読ませている。

◆森岡 浩 姓氏研究家。1961年高知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。学生時代から独学で名字を研究、文献だけにとらわれず、地名学、民俗学などを幅広く取り入れながら、実証的な研究を続ける。NHK「日本人のおなまえっ!」にコメンテーターとして出演中。著書は「47都道府県名字百科」「全国名字大事典」「日本名門名家大事典」など多数。

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最終更新:1/29(水) 12:05
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