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奄美の魅力、次世代に伝える 奄美市 中学校で「唄島スクールあらうんど」

1/31(金) 13:01配信

南海日日新聞

 奄美市内の中学校を巡って奄美の魅力を伝える「唄島スクールあらうんど」(NPO法人ディ!主催)が30日、鹿児島県奄美市名瀬の崎原小中学校(長崎克則校長、児童生徒19人)で始まった。児童生徒は地元奄美にゆかりのあるアーティストとの交流を通して、奄美の自然や文化への意識を高めた。

 奄美市紡ぐきょらの郷事業の一環。講師は奄美在住のピアニスト村松健さんと、奄美市笠利町出身の唄者・中村瑞希さんが務めた。

 初めに同法人の麓憲吾代表理事が講話。島唄や今夏の登録を目指す世界自然遺産について説明しながら、「身近に当たり前にあるようなものが外から見ると独自性や個性があって魅力がある」「先祖たちが守りつないできたことを子どもや孫の時代に大切にそのまま継いでいけるようなことを考えなければいけないと思う」などと語った。続いて中村さんが「朝花節」を披露し、即興の歌詞で「今日は皆さんと一緒に歌えることを楽しみにしています」と歌い上げた。

 後半は村松さんが奄美大島出身のアーティストらによる楽曲「懐かしい未来へ」(制作・奄美大島自然保護協議会)の歌詞を解説しながら児童生徒へ歌唱指導を行った。最後は参加者全員で同楽曲を合唱して締めくくった。

 中学3年の生徒は「間近で島唄やピアノ演奏を聞くことができていい体験になった。将来の夢は心理士。島に戻って仕事しながら奄美の良さをみんなに広げていきたい」と話した。

 麓さんは「悩みを抱える思春期に島のアイデンティティーを感じる機会があればと考えた。島を出てから島の魅力に気付くのではなく、島を出る前に軸を持って、島内外で活躍していってほしい」と語った。今後、約1カ月かけて市内の各中学校を巡る予定。

奄美の南海日日新聞

最終更新:1/31(金) 13:01
南海日日新聞

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