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公文卒業生が語る「公文と中学受験」 受験用学習塾+公文式の月謝は3年間で124万円以上

2/2(日) 11:03配信

マネーの達人

「やってて良かった公文式」のCMでおなじみの日本公文教育研究会がフランチャイズ展開する学習塾「公文式」、筆者もその卒業生の1人です。

「公文式」の全教科合計学習者数は、2019年10月現在日本国内で154万人(※1)で、小学生の子供を通わせたいと考える親も多いのではないでしょうか。

公文式卒業生ならではの視点で、公文式と中学受験について解説します。

出典:(※1)公文式公式サイト「教育事業関連データ」

「公文式」は独自の学習方法

公文式の学習方法は、他の学習塾や通信教材とは異なり独特の理念に基いた学習法です。

KUMONは、できるだけ人生の早い時期に、「自学自習で高校教材」を学習する力を身につけることが、子ども達にとって、「最も役に立つ」と考えています。

公文式の特長

公文式は「先取り学習」の有効性を掲げているため、基本的に学校の教科書は無視して学習を進めます。

公文式学習のメリット:つまずきのある子供が先取り学習に到達する
公文式では入会した時点で教科ごとの理解度をテスト行い、教科書の進度にとらわれず、本人が十分に理解しているレベルからプリント学習を始めます。

子供の理解度によっては、小学3年生が1学年下の2年生相当の教材からスタートすることもあります。

筆者もそうでした。

学校の勉強内容で既ににつまずき、苦手意識のある子供にとって、

公文式では自分が理解しているレベルに戻ってもう1度勉強し直すことができるため、つまずきや苦手意識の解消に有効
だといえます。

公文式では大量のプリントを使った反復学習により、子供の学力の向上にあわせた段階的なレベルアップを図っていきます。

学校の教科書で習っている内容とは全くリンクしない進捗状況になるので、子供のやる気次第では1学年以上先の内容を「先取り学習」することも珍しくはありません。

筆者は、入会当初は1学年下の学習内容からスタートしましたが、1年程度で学年相当レベルを追い越して「先取り学習」の状態に入りました。

数学では、小学6年生時点で中学2年生相当の教材を進めていました。

このような公文生は決して珍しくはありません。

公文式学習のデメリット:中学受験には向かない
公文式の「先取り学習」は、子供に自信をつけさせる良い学習方法です。

しかし、中学受験の際には公文式だけでは不利になると言わざるを得ません。

中学受験の算数はあくまで「小学校までの学習内容で解くこと」が前提となっています。

公文式の先取り学習で得た中学・高校相当の学力を使って受験問題の算数を解いてはいけない、ようするに「難しい問題でもX・Yを使ってはいけない」のです。

ここは大きな落とし穴で、答えを導く途中の式まで書かせる場合、X・Yを使って計算していると減点になり得ます。

子供自身が受験用算数に頭を切り替えて問題を解けるのならばよいのですが、そもそも頭を切り替えさせるような負荷をかけるのはどうなのか、という視点も必要です。

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最終更新:2/2(日) 11:03
マネーの達人

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