イギリスが欧州連合(EU)から離脱しました。では、ここでいう「イギリス(英国)」とはどこを指すのでしょうか? イギリスと言えば「イングランド」を想像する人が多いかもしれませんが、どう違うのでしょうか?
英国の正式名称は、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」です。「連合王国」は英語で「United Kingdom」。よって、「UK」と略されることもあります。
連合王国を構成するのは「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」の4つの地域です。歴史的には、イングランドがウェールズ、スコットランド、アイルランドを合併しましたが、1922年にアイルランド南部が分離し、自治領となりました。アイルランド南部はその後、1949年に「アイルランド共和国」として英国とは別の国になり、今に至ります。
地図を見てみましょう。中央にあるのがグレートブリテン島です。島の面積の半分以上を占めるのが「イングランド」で、その西部に「ウェールズ」、北部に「スコットランド」があります。グレートブリテン島の西にあるのがアイルランド島で、島の北東部が「北アイルランド」です。その南はアイルランド共和国なので、両国の国境線はアイルランド島内にあります。
外務省によると、英国の4つの地域を合わせた面積は日本の約3分の2、人口は日本のおよそ半分の約6600万人(2017年)です。
2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップには、準優勝した「イングランド」代表のほか、「ウェールズ」「スコットランド」も独自の代表チームで出場していました。また、日本が接戦の末に金星を挙げた「アイルランド」代表は、国としてのアイルランド共和国と、英国の一部である北アイルランドの混合チームでした。
英国とアイルランドから計4チームが出場するという変則的な仕組みがあるため、それぞれが別々の国のように見えてしまうかも知れませんが、実際には2か国です。
EU離脱やワールドカップは、英国の歴史や、現状について理解を深める良い機会になるかも知れません。
最終更新:2/7(金) 19:27
THE PAGE



























読み込み中…