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水原ふるさと農業歴史資料館 夢二作品 新たな公開も

2/3(月) 9:40配信

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 新潟県阿賀野市外城町の水原代官所に隣接する市の「水原ふるさと農業歴史資料館」が2月1日、リニューアルオープンする。同市の魅力を発信する観光拠点としててこ入れを図り、文化・観光・産業の3ゾーンを備えて大幅な展示替えを行った。メーンの文化ゾーンでは、眠っていた市所蔵の美術品を展示。大正ロマンの代表的画家、竹久夢二の作品も公開する。

 市中心部にある同資料館は1997年、旧水原町が国の補助金を使い約3億8000万円で建設した。農機具や市内の遺跡出土品などを展示していたが、開館当初に年間2万人を目標にしていた来館者数は近年減少し、2019年度は7500人と見込まれる。

 市役所や関係施設に保管され、眠ったままだった絵画や彫刻などの活用も課題だったことから、「市内外の皆さんに見ていただき、地域のにぎわいや活性化につなげたい」(同市市長政策・市民協働課)と展示替えを決めた。これまであった農機具や遺跡出土品の展示は取りやめた。

 文化ゾーンではこれらの市所蔵品計392点と、多くの文化人に愛された同市の旅館「石水亭」主人だった故・二瓶文和さんが市に寄贈した「二瓶コレクション」962点を、季節ごとに展示替えして紹介する。同コレクションのコーナーも設け、竹久夢二作品を中心に展示する。一部が7年前に展覧会で公開されたものの、以来保管されたままで未公開の作品も多いという。

 1日からは展示第1弾として、同市出身の異色の洋画家小島清雄(1914~82年)の風景画など14点を展示する。体育教師から独学で画家に転身し、フランスのル・サロン展で銀賞を受賞するなど活躍した。「二瓶コレクション」のコーナーでは版画「白夜」や挿絵を手掛けた書籍など夢二作品19点を展示する。

 産業ゾーンでは米作りの今昔をパネル展示したり、安田瓦や庵地焼きといった窯業、竹工芸などを紹介したりする。観光ゾーンは瓢湖の白鳥や五頭温泉郷の映像を流してPRする。

 市は「ぜひ多くの方に足を運んでもらいたい」と呼び掛けている。

 入場無料(隣接する水原代官所は有料)。月曜休館。問い合わせは同館、0250(63)1722。

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