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<頑張れ!!仙台育英>体調崩さずベストで 母親の思いで気遣い 寮母・佐藤恵子さん /宮城

2/4(火) 11:12配信

センバツLIVE!

 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する仙台育英の硬式野球部員72人のうち、24人が学校の男子寮「THE HOUSE OF IKUEI 90」(多賀城市)に暮らしている。ここの寮母を務める佐藤恵子さん(71)は部員たちから慕われており、今大会も「体調を崩さずに臨んで」と、彼らの活躍を見守る。【滝沢一誠】

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 同校野球部の「真勝園グラウンド」から西に500メートルほど歩くと、住宅街の中に2階建ての白い建物が現れる。この寮には野球部員のほか、留学生や教諭、系列校・秀光中の生徒など約80人が生活している。

 「ここが家だから『ただいま』と言って入るんだよ」。佐藤さんは入寮してくる生徒にこう声をかける。火~木曜日は主に午後、金・土曜日は日中、寮に滞在し、生徒の健康管理や朝の点呼、備品の整理といった業務を担う。日中は授業や部活動があるため普段は寮生と顔を合わせないが、彼らが帰ってくるまで寮にとどまり、「おかえり」「ただいま」と言葉を交わす。

 佐藤さんは仙台市立中学校で30年以上家庭科を教え、定年退職後に仙台育英高へ再就職。2年目から当時は女子寮だったこの寮の管理を任された。4年前から男子寮に変わり、野球部員とも接するようになった。

 「土足で中を歩いたり洗濯物をすぐなくしたり、もう大変でした」と笑いながら当時を思い返す。一方で、仕事をしていると「手伝うよ」と声をかけてくれることもよくあるという。そんな彼らが球場に立つ姿を見ると「びっくりするくらい大人っぽく見える。でも、普段の人間性が野球のプレーにも出ている」と話す。

 3月19日に開幕する大会はテレビ越しに観戦する。「今年こそは優勝旗の『白河越え』を果たしてほしい」と期待を寄せつつも、「試合が近くなって風邪を引く子も少なくない。体調を崩さず、ベストな状態で甲子園に行ってほしい」と母親のような思いで部員たちを気遣っている。

最終更新:2/4(火) 11:54
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