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ANAとJAL、中国一部運休・減便 3月まで

2/4(火) 18:11配信

Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)は2月4日、中国線の一部を運休・減便すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による需要減少によるもので、両社とも3月28日までの冬ダイヤ期間中が対象となる。

◆ANA

 ANAは2月10日から3月28日まで、1日1往復の成田-北京線を運休。羽田-北京線は1日2往復のうち、羽田を夕方に出発するNH963便と、午前に北京を出発する折り返しのNH964便が運休となる。北京発はそれぞれ翌11日から、3月29日までが運休となる。

 また、成田-武漢線の運休期間を延長。従来の1月23日から2月29日までを、3月28日に変更する。武漢発は翌3月29日まで運休する。

◆JAL

 JALは2月17日から3月28日まで、1日1往復の成田-北京線を運休。羽田-北京線は1日2往復のうち、羽田を夕方に出発するJL25便と、午前に北京を出発する折り返しのJL20便を運休する。北京発は翌18日から運休・減便となる。また午前に羽田を出発するJL21便と、夕方に北京を出発する折り返しのJL22便は、ボーイング767-300ER型機(2クラス227席:ビジネス30席、エコノミー197席)から787-8(2クラス206席:ビジネス30席、エコノミー176席)に小型化する。

 上海(浦東)線も2月17日から3月28日まで、運休・減便対象となる。1日3往復の成田-上海線はすべて運休。このほか、1日1往復の中部-上海線も運休する。関西-上海線は1日2往復のうち、関空を午後に出発するJL897便と、夕方に上海を出発する折り返しのJL898便を減便する。

 1日1往復の羽田-広州線と成田-大連線も、同日程を対象に減便。それぞれ週4往復に減便し、月曜と水曜、金曜、日曜にのみ運航する。

◆各社の中国線予約落ち込む

 航空各社では、中国路線の予約が大幅に落ち込んでいる。ANAの平子裕志社長は1月31日に、「中国発の予約が半減、日本発も4割減となっており、中国線の運休は考えざるを得ない」と述べた。「中国線の収入比率は国際線の14%、国内線を入れると7%くらいと、それほど大きな収入のインパクトはないが、非常に大事なマーケットなので実態を判断して丁寧に対応を進めたい」と語っていた。

 JALも、中国路線の2月の予約が25%減少。財務・経理本部長の菊山英樹専務は1月31日に、「状況は日々変わってきている。今後は運休や減便なども検討する必要がある」と、中国路線の運航計画を見直す可能性を示唆していた。

Yusuke KOHASE

最終更新:2/4(火) 18:11
Aviation Wire

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