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広島ドラ2宇草「初球の鬼」薮田からいきなり快音 開幕1軍へ「攻めていきたい」

2/4(火) 7:30配信

デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(3日、日南)

 広島のドラフト2位・宇草孔基外野手(22)=法大=が3日、フリー打撃で初球を中堅フェンスに直撃させる一撃を披露し、打撃センスをアピールした。ケムナから右中間フェンスに直撃させた前日に続いて、この日は17年最高勝率の薮田の初球を振り抜く連日の“フェン直打”。即戦力ルーキーが実戦でも「初球の鬼」となり、開幕1軍を目指す。

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 まさに電光石火の一打だった。宇草は3カ所ある打撃ケージの真ん中で足場を固め、薮田と対峙(たいじ)した。その初球。コンパクトなスイングから放たれた打球は、高い弧を描きながらダイレクトに中堅のフェンスに達した。「投手が(フリー打撃のマウンドへ)入るようになってから、初球からアジャストできるように」というテーマをすぐさま体現した。

 球筋や実際の球速を体感していない状態で投手と向き合って対処しなければならない点が、初球の難しさ。しかも相対したのは17年に15勝を挙げて最高勝率をマークし、今季復活を目指す薮田。しかし、いとも簡単にジャストミートしたことが、宇草の高い打撃センスを物語る。初球への意識を問われると「ずっと大事にしている」と自身のこだわりを明かす。

 この日は計20スイングで安打性は4本ながら、随所で快音を響かせた。ケムナから右中間へフェンス直撃打を放った2日に続く連日の“フェン直打”で存在をアピールしたが、快音の裏には修正能力の高さがあった。

 2日の練習で朝山打撃コーチから右足を踏み込む際、「前に逃げている」と体が前に流れることを指摘されたという。体が前に流れると左肩が早く前に出てしまい、内角球への対応が窮屈になるデメリットを伴う。その修正法として「(その場で)真っすぐ(体を)回す」ように助言されると、すぐに実践し、連日のアピールにつなげた。

 初球をいきなり捉えた打撃に、朝山コーチは「ファーストストライクはゲームでも大事になってくる」と、その重要性を説く。試合では一球への集中力が勝敗を左右する。初球から甘い球をミスショットせずに一発で仕留められれば、相手バッテリーに脅威を与えられるはずだ。

 今後は実戦形式のメニューが多くなるが、その中で結果を残すことは1軍生き残りへ不可欠な要素。「攻めていきたい」と宇草は端正なマスクを引き締めた。“初球の鬼”としてアグレッシブさを貫き、投手の出鼻をくじいていく。

最終更新:2/4(火) 8:10
デイリースポーツ

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