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巨人4番・岡本「ビッグベイビー」卒業で増す主力としての自己責任

2/4(火) 11:37配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 巨人の4番・岡本和真(23)が目立っている。

 3日も全体練習開始の1時間半前には球場入りし、2日連続でアーリーワークに参加。特守をこなしてから全体練習に臨むと、フリー打撃では105スイング中、9本の柵越えを放った。

 精力的に取り組む若き主砲の姿に、原監督のコメントにも変化が生じ始めた。昨年、まだまだ成長途上と強調するように自ら命名した「ビッグベイビー」の“愛称”をこの日、「今年は絶対に使いません」と断言。続けて、こう目を細めた。

「強い覚悟を感じるし、去年の今ごろとは雲泥の差がある。1年でかなりハードルを越えた」

 4日に今年初の実戦となる紅白戦が行われるが、岡本は出場しないことが決定。昨春のキャンプでは岡本が直訴する形で初実戦に出場したが、元木ヘッドコーチがこう言った。

「まだ出なくていい、とこちらからストップをかけたんだよ」

 今季は東京五輪の影響で例年より開幕が早い。本来なら岡本の尻を叩くところだろうが、むしろ首脳陣の方からブレーキをかけた。4番打者として2年連続30本塁打以上をマークした実績を認めて、ビッグベイビーから卒業、主力として扱われることになったわけだ。

「つまり、育成期間は終わったということです。昨季は打撃不振から一時的に4番を剥奪されはしましたが、全143試合に出場した。生え抜きの4番に育てるため、ベンチが我慢をしながら起用したという一面もある。原監督が主力として認めた今季はその分、自己責任が生じる。純粋に結果で判断されるということです」(チーム関係者)

 打撃不振に陥ったり、課題の守備で足を引っ張るようなら、スタメン剥奪もあり得るということだ。それは岡本も分かっている。だから、「守れないと始まらない」と三塁守備の強化に重点を置く。

 連日、猛ノックを浴びせている古城内野守備走塁コーチがこう言う。

「捕球の時に使えていなかった下半身を使うことをアーリーでは重点的にやっています。もともと、ハンドリングは柔らかい。下半身が使えれば、送球はもっと安定する。自ら『守備練習をやらせてください』と言ってくるようになった。意識が変わってきたんでしょう」

 ポジションをたらい回しにされてきた本人が一番よく分かっている。

最終更新:2/4(火) 11:37
日刊ゲンダイDIGITAL

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