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大分・宇佐の2遺体 51歳長男は失血死、79歳母にも複数刺し傷 殺人事件として捜査

2/4(火) 21:36配信

毎日新聞

 大分県宇佐市安心院町荘(あじむまちしょう)の民家で3日、男女2人の遺体が見つかり、県警は4日、2人がこの家に住む無職の山名高子さん(79)と、長男で郵便配達員の博之さん(51)と発表した。博之さんの死因は頸(けい)動脈切断による失血死で、高子さんにも複数の刺し傷があった。室内に血の付いた包丁が残されていた他、土足の跡などもあったことから、県警は殺人事件と断定して捜査を始めた。

 県警によると、山名さん親子は2人暮らし。博之さんが3日朝、郵便局に出勤しなかったことから、同僚が自宅の様子を確認しに行ったところ、カーテンや窓に血が付いていることに気づき、110番した。

 駆け付けた県警宇佐署員が無施錠だった掃き出し窓から室内に入ると、2人は1階の居間のダイニングテーブルの近くであおむけに倒れて死亡していた。近くに血の付いた包丁が落ちていた。玄関は施錠されており、物色されたり争ったりしたような形跡もなかったが、床に土の付いた複数の足跡があった。室内のエアコンは稼働したままだったという。

 司法解剖の結果、博之さんの死亡推定時刻は2日夜。首を切られており、上半身には他にも刃物による多数の傷があった。県警は高子さんの司法解剖の結果を待って捜査本部を設置する。

 県警によると、博之さんは1日は出勤し、2日は休日だった。高子さんについては、近所の人が2日に外で目撃していたという。

 近所に住む女性は「高子さんはよく畑仕事をする人だった。まさかこんなことになるなんて」と話した。現場は旧安心院町役場から東に約3キロ離れた山間部。【尾形有菜、河慧琳、辻本知大】

最終更新:2/4(火) 22:21
毎日新聞

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