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交通渋滞が日常化するタイ・バンコクで活躍する市民のアシ「バイク・タクシー」とは?

2/4(火) 19:00配信

バイクのニュース

スーツ姿のキレイな女性も利用する「バイク・タクシー」

 JAMA(一般社団法人 日本自動車工業会)のデータベースによると3人に1人の割合でバイクを保有し、同じく東南アジアのインドネシアやマレーシアと並んで世界の二輪車普及率トップ3に君臨するバイク大国「タイ王国」。

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 近年では四輪の普及も進み、首都バンコクの街では渋滞が日常茶飯事ですが、2018年だけでも前年比19.2%の販売台数増加を示したように、かなりの数のクルマ(2017年末時点でタイ国内の保有台数は1700万台弱)が街中を走り、幹線道路によっては移動するだけでも一苦労な状況です。

 それゆえにタイでは、市民にとって便利なアシとして『バイク・タクシー』が活躍しています。街中を走っているとオレンジ色のベストを着た黄色ナンバーのバイクを多く見かけるのですが、まさにそれが目印となっており、通常のタクシーのように手を挙げて呼び止められるのは勿論、街中のいたるところに「バイクタクシー乗り場」が点在しています。

 転倒のない四輪ならいざ知らす、「いきなり知らない人のタンデムシートに乗る」というのも正直、抵抗がありそうですが、バンコクの街中の光景を見ると、どうやらソレもこちらの勝手な杞憂のようです。男性はもちろん、スーツ姿のキレイなOLさんとおぼしき女性や買い物帰りのご婦人も皆が躊躇なく『バイクタクシー』を利用しています。渋滞が頻発するバンコクでは「急ぎの人」にとって中々便利な存在のようです。

気になる利用料金は? 中にはボッタくりドライバーも!?

 ちなみにタイ・バンコクでのタクシー料金を現地の友人に伺ったところ四輪が初乗りで1km35バーツ。だいたい日本円で121円ほどで360メートルごとに2バーツが加算されます。また遠距離に関してはドライバーとの交渉次第とのことですが、中にはメーターを動かさないボッタくりドライバーもいるそうなので注意が必要です。

 こうした事が理由で近頃はスマートフォンでクレジット決済が出来るGrab Taxi(グラブタクシー)やUBER(ウーバー)タクシーの人気が高まっているそうですが、こちらは配車手数料が別途で20バーツかかります。参考までに1バーツは日本円で3.47円です(2020年2月現在)。

 加えてタイといえば三輪タクシーの「トゥクトゥク」を連想する方も多いと思いますが、こちらは距離を計算するメーターが備えられていないのでドライバーとの交渉で料金が決定。基本は1kmで30バーツとのことですが観光地などでは50バーツの場合もあるそうで、交渉もアバウトな感じとなっています。

 同じように『バイクタクシー』の場合も料金メーターが存在しないため、初乗りの短距離で20バーツ程度ですが多くはライダーとの交渉制のようです。5km以上の距離の場合はほとんどが事前交渉となります。現地の友人に聞いたところ、四輪のタクシーより時間が計算出来るので若干、料金は高めの設定のようです。

 ちなみにタイは基本的にバイク乗車時にヘルメットの着用義務があるのですが、「バイクタクシー」を利用する人のほとんどは、お構いなしにノーヘルでタンデムシートに跨ります。もちろん、本来は違法なのですが警察も目くじらを立てて取り締まることもないようです。

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最終更新:2/4(火) 20:15
バイクのニュース

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