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西武松坂半袖ユニで熱投16球「入ろうと思っていた」古巣SBスコアラーは波及効果を警戒

2/4(火) 11:55配信

西日本スポーツ

 ◆西武春季キャンプ(3日、宮崎・南郷)

 14年ぶりに古巣復帰した西武の松坂大輔投手(39)が3日、今キャンプで初めてブルペン入りした。捕手の森が立った状態で新背番号と同じ16球。代名詞のワインドアップから力強い真っすぐを投げ込んだ。ブルペンでの投球は中日時代の昨夏以来。チーム最年長となってライオンズに帰ってきた「平成の怪物」が、復活を懸けて順調なキャンプを送っている。

【写真】練習後、急きょサイン会を開いた西武・松坂

■半袖ユニで熱投

 復活に向けての第一歩を刻んだ。3日の宮崎県日南市は最高気温13・8度。前日より2度近く下がり肌寒さを感じる天候の下、半袖ユニホームの松坂がブルペンに向かった。今キャンプ初の投球練習。緊張感が張り詰める中、乾いたミット音と無数のシャッター音が鳴り響いた。大勢の視線を一身に浴びながら、立った状態の森に16球を投げ込んだ。

 「傾斜を使って、どのくらい投げられるかの確認程度だった。初めにしては良かった。6割から7割の力。ボールどうこうという段階ではないので、あまり気にしていない。(16球は)たまたまですね。15から20球ぐらいでいいと思っていた」

 初日から「松坂フィーバー」が再来した今キャンプ。機は熟した。ブルペンに入る前にメイン球場で行われた投内連係で公式戦用ユニホーム姿をキャンプ初披露。「自主トレで(ブルペンに)入ってもいい状態だった。昨日(2日)の練習を終えて『入ろう』と思っていた」と明かした。

 投げたのはワインドアップから直球のみ。かつての盟友でもある西口投手コーチは「思ったより投げられている。若いときと今では体の使い方も違う。バランスを気にして投げていた」と説明する。投球後、本人には「そこまで投げられると思わんかったわ」と声を掛けたという。

 順調な調整を受けて松坂自身も開幕に向けての青写真を描いた。「試合で投げられる状態を100としたら、開幕ギリギリでいい。目いっぱいで開幕ではなく、シーズンに入ってもう一段上げられるよう余裕を持って入れればいい」。シーズン開幕は3月20日。そこから逆算した上で、今月19日までの南郷キャンプ中に実戦で登板することは予定していない。

■「毎日前進したい」

 ブルペン投球を視察した西武のライバルで松坂の古巣でもあるソフトバンクのスコアラーは「順調だと思う。取り組む姿勢は若手の手本や参考になる。底上げにもつながる」と波及効果を警戒する。逆方向の波及効果もあるようで、この日もブルペンでは松坂が今井の投球練習する姿を見つめる場面もあった。

 偶然とはいえ、新しい背番号と同じ「16」球からの再スタート。「停滞することなく少しずつでもいいので毎日前進したい」。西武の松坂が一歩ずつ前へ進む。 (小畑大悟)

西日本スポーツ

最終更新:2/4(火) 12:23
西日本スポーツ

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