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きょうから湖北省滞在外国人を入国制限 空港に専用検疫台=韓国

2/4(火) 9:03配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国で4日午前0時、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐ措置として、新型肺炎が発生した中国・湖北省を2週間以内に訪問した外国人に対する入国制限が始まった。 

 同日午前0時40分、仁川国際空港に最初の中国発便が到着した。約100人を乗せて北京を出発した大韓航空機だった。

 入国制限に伴い、同空港には「中国専用検疫台」が3か所設置された。感染リスクを排除できない中国発の航空機の乗客とその他の地域からの乗客が接触しないようにするためだ。検疫台には、国立仁川空港検疫所の検疫官や保健福祉部本部から派遣された職員などが防疫マスクと手袋を着用して待機した。

 検疫担当者はまず乗客から、発熱または呼吸器症状があるかどうかなどを問う質問票を受け取る。外国人乗客には「特別検疫申告書」も作成させる。韓国での滞在先住所と携帯電話番号、湖北省での滞在歴を記さなければならない。

 検疫官は体温計を使って乗客に発熱と呼吸器症状がないかを確認する。症状がある場合は直ちに隔離して治療などを受けさせる手順に移る。

 症状がない外国人乗客は、申告書に記した連絡先の確認を受ける。乗客の携帯電話番号に電話を掛けて、韓国国内の連絡可能な電話番号まで確認できれば、「検疫確認証」が渡される。これを入国審査で提出しなければ入国が拒否される。

 入国審査では乗客の旅券が湖北省から発行されたものかを確認する。同省滞在歴が分かれば入国を拒否する。

 北京発の大韓航空機の乗客のうち、発熱などの症状がある人、連絡先が確認できない人、湖北省滞在歴のある人はいなかった。

 娘を連れて検疫手続きを終えた外国人女性は「いくつもの(検疫)段階があったが、それほど不便は感じなかった。感染症拡大を防ぐためにはある程度必要なことだと思う」と話した。

 ただ、こうした検疫でも全ての感染者を判別することはできないという指摘もある。防疫当局の関係者は「現在の医学技術で潜伏期の感染者を検疫で見分けるのは容易でない」とし、「万一、症状が出ていない感染者が検疫網をくぐり抜けて地域社会で症状を示した場合にすぐに把握できるよう、念を入れて連絡先を確かめている」と説明した。

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最終更新:2/4(火) 10:30
聯合ニュース

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