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組合正常化が条件 輪島朝市の道路占用許可、市側見解

2/4(火) 1:30配信

北國新聞社

 一部組合員の対立が続く輪島市朝市組合の道路占用許可に関する説明会が3日、市役所で開かれた。市側は、昨年から混乱が続く組合の総会を円滑に開催し、正常化を図ることが許可の条件になるとの見解を示し、対立の速やかな解消を促した。許可は年度ごとの更新が必要であり、新年度の許可を得るには遅くとも3月10日ごろまでに申請するよう求めた。

 梶文秋市長が1月、組合内の対立が長引くようであれば、露店の道路占用を許可しない可能性に言及し、危機感を持った組合員が説明会の開催を求めた。

 説明会には組合員約60人と、市建設部の幹部4人が出席。組合員が「朝市は生活の場。市長の発言がとても心配」と市の方針を尋ねたのに対し、市の担当者は朝市は基幹産業であると指摘し「占用許可を出さないという判断はないと思っている」との認識を示した。

 その上で、許可を出さない事態を避けるため早期の対立解消を望んでいるのが市長の真意であるとし、担当者は「許可を出さないと言ったわけではない。出さなければ、市にも大打撃だ」と理解を求めた。

 組合が昨年末に開いた臨時総会では紛糾し、役員の一部が途中退席した。市側は、組合の総会議事録を道路占用許可の申請書に添付するよう求めることを検討し、議事録の内容を判断する考えも示した。

 市の担当者は「組合の責任において、道路許可が出ないという最悪の事態を避けてほしい。組合内部でまとまらなければ、許可を出したくても出せなくなる」とくぎを刺した。

 出席者が金沢地裁で係争中の訴訟の和解や、地元商工会議所などでつくる輪島市経済団体協議会の申し入れへの対応が、道路占用許可の条件になるかどうか尋ね、市側は条件にならないとの認識を示した。

 市はかつて道路占用許可を巡って訴訟となり、市が勝訴した経緯がある。判例に基づき、現在は市朝市組合に市道360メートルの占用許可を出している。出店するには組合員となり、組合の申請で、市の道路占用許可と警察の道路使用許可を得ることが必要となる。

北國新聞社

最終更新:2/4(火) 1:30
北國新聞社

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