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中国で建機レンタル コマツ、市場シェア確保図る

2/4(火) 1:25配信

北國新聞社

 建機大手のコマツは中国でレンタル事業に乗り出した。これまでは現地の代理店が建機を貸し出していたが、新たにコマツのグループ会社で主力の油圧ショベルのレンタルを始める。使用した建機は数年後には新車に比べて割安な中古車として販売し、中国市場のシェア確保を図る方針だ。

 レンタルする油圧ショベルは20~30トン級の主力機種で、都市開発の道路建設、土木工事などのインフラ分野で幅広く利用されている。直接、同社がレンタルを手掛けることで建機を質の良い状態で保ち、中古車として市場に投入する循環を構築する計画となる。

 コマツの2019年4~12月期(第3四半期)の連結決算(米国会計基準)によると、中国での売上高は前年同期比20・7%減の941億5300万円に落ち込んでいる。中国経済の先行きに不透明感が強まっているほか、価格の安い現地メーカーのシェアが広がっているのが要因だ。

 コマツはレンタル事業を通じて自社製品の性能の高さを顧客に実感してもらい、将来的には中古・新車の購入につなげたい考え。

 昨年1月には中国など戦略市場向けに燃費や耐久性能を強化した20トン級の油圧ショベルを投入しており、販売拡大を進めている。同5月には建機購入時のローン金利を引き下げた。同7月にはメンテナンスの延長保証プログラムも導入して、購入時のサービスを充実させている。

 同社コーポレートコミュニケーション部の担当者は「コマツの機械の良さを知ってもらい、戦略市場の一つである中国での浸透に結び付けたい」と話している。

北國新聞社

最終更新:2/4(火) 1:25
北國新聞社

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