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バイオジェン株、大きく変動も-主力薬特許巡り今週中に重要な判断

2/4(火) 10:17配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米バイオジェンの主力製品である多発性硬化症治療薬の特許を巡る判断が下されるのを控え、投資家は今後1週間、激しい株価変動に備える必要がありそうだ。

米特許商標庁の特許審判部(PTAB)は6日までに判断を示す見込み。7日が期限のオプションは株価が上下8%動く可能性を示唆している。インプライド・ボラティリティー(IV)は70%付近に上昇。過去3カ月平均は46%だ。

同業のマイランはバイオジェンの「テクフィデラ」(一般名フマル酸ジメチル)の特許が無効だとしてPTABに請願書を提出。主張が認められれば、8年間の独占的な販売期間が失われ、コピー薬が予想より早く販売されるとみられる。

バイオジェンに不利な結果になった場合、割引キャッシュフロー(DCF)モデルは1株当たり40ドル押し下げられる可能性があると、サントラストのアナリスト、ロビン・カーノスカス氏は予想する。ただ、どの程度の影響が及ぶかは、コピー薬の商品化に向けたマイランの取り組み内容にも左右されるとした。

テクフィデラは2019年10-12月(第4四半期)の売上高が11億6000万ドル(約1260億円)、通年では44億ドルで、同社全体の約30%を占めた。バイオジェンに逆風となる決定は短期的に売り上げに影響しかねないと弱気派はみているが、ウィリアム・ブレアのアナリストらはいかなる判断にも不服申し立てが行われ、最終判断は先送りされる可能性が高いと顧客向けリポートで指摘している。

原題:Biogen Investors Face Next Test With Pending Drug Patent Ruling(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Bailey Lipschultz

最終更新:2/4(火) 10:17
Bloomberg

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