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阪神・藤浪、今季初実戦2安打1四球も納得「及第点」 9日の日本ハム戦登板へ

2/5(水) 7:00配信

サンケイスポーツ

 阪神春季キャンプ(4日、沖縄・宜野座)阪神・藤浪晋太郎投手(25)が、キャンプ初めての実戦形式となるシート打撃に登板した。打者5人に対し、12球を投げ2安打1四球で2失点を喫したが、最速154キロを計測し「よかったところも悪かったところもあるので及第点」と自己採点。再起への第一関門を突破し、次は9日の日本ハム戦(宜野座)で登板予定であることが判明した。

【写真】シート打撃に登板する阪神・藤浪

 晴天の宜野座で大きな期待と注目を浴びながら一球一球、淡々と右腕を振った。長打を2本浴び、1四球と最高の結果と内容というわけではない。それでも藤浪は真っすぐに前を向き、打者と対峙した手応えを口にした。

 「よかったところ悪かったところたくさんあるので、及第点という感じ。ある程度自分のやってきたことを出せた」

 その一挙手一投足に視線が注がれた。スタンドからの大きな拍手が背番号「19」を力強く押す。マウンドに上がると、投球練習からいきなり全力投球。たった5球の“肩慣らし”だったが、152キロの連発に観客は目を丸くし、どよめいた。

 先頭の高山には外角直球を左中間へ二塁打。続く木浪は一ゴロに仕留めたが、この日最速の154キロをマークした近本に四球を与えて1死一、三塁とされた。次の島田をスライダーで一ゴロに打ち取った間に1失点。最後の坂本には甘く入った133キロの変化球を中越えの適時三塁打とされた。打者5人中、坂本以外の4人が左打者だったが「特段悪くもなく、良くもなくという感じですけど、ある程度はまとまっていた」と表情を崩さずに振り返った。

 すっぽ抜けや大きく外れる場面こそなかったが「まだちょっと抜け球もあったので、もうちょっと何とかしたい」。降板後はすぐにブルペンに入り、13球投げ直し。その後も室内で金村投手コーチらとネットスローを行い、フォームを確認した。

 キャンプ初日の個人練習では、ブルペンでフォームなどを確認。納得がいかないと首をかしげ「もうちょっと…」とつぶやく。ストライクゾーンにボールがいくと、見ていたファンから自然と拍手が起こった。屈辱的な光景だったが、そんな周囲の期待を一身に背負いながら、自分自身と向き合ってきた。矢野監督も「ブルペンで投げている感覚のまま投げられたというのは収穫だと思う。ここからどうしようというのが見えたピッチングになったと思うので、良かった」とうなずいた。

 次は9日の日本ハム戦(宜野座)で登板予定。藤浪は「ある程度ゾーンに投げられれば。次回以降しっかり緩急だったり、内外の投げ分けをもうちょっと、というのはあります」と力を込めた。再起への自己採点は及第点。これから課題を一つずつ消化していく。

最終更新:2/5(水) 10:15
サンケイスポーツ

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