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業務スーパー、タピオカブームが終わっても絶好調が続く理由

2/5(水) 7:03配信

MONEY PLUS

2019年のタピオカブームで、自宅でタピオカミルクティーを楽しめる「冷凍インスタントタピオカ」がヒットした、食材販売の「業務スーパー」。タピオカブームも一巡し、一時の勢いにも陰りがみえているかと思いきや、冬に入っても絶好調が続いています。

【写真】“ポスト・タピオカ”を支える人気商品とは?

業務スーパーを展開する神戸物産の月次売上高は、2019年11月、12月ともに前年同月を10%以上も上回って着地。取材をすると、タピオカ以外にも息の長いヒット商品が好業績を支えていることがわかってきました。

タピオカヒットで学生にも客層拡大

業務スーパーの2019年12月末時点の店舗数は851店舗。このうち、849店舗がフランチャイズ経営です。神戸物産の2019年11月の月次売上高は前年同月比14.8%増の251億円、12月も同14.3%増の274億円で、業務スーパー各店への商品出荷実績は57ヵ月連続で前年同月を上回りました。

好業績の背景としては、「冷凍インスタントタピオカ」のヒットでメディアの露出が増え、集客につながったことが挙げられます。

広報担当者は「タピオカのヒットで、これまで来店することが少なかった学生など、若い客層が広がりました」と驚きます。新しい顧客がタピオカだけではなく、店内の別のスイーツにも興味を持ち、SNSで発信したことで売り上げが伸びたといいます。

同社は、利益率の高いPB(プライベートブランド)商品を増やすことで、売り上げを伸ばしてきました。現在、売り上げに占めるPB商品の割合は約3割となっています。それでは、実際にどのような商品が売れているのでしょうか。

冬場はどんな商品が売れているのか

2月上旬、都内の店舗に行ってみると、平日の午前中にもかかわらず、女性客を中心に多くの人で混み合っていました。レジ前には7、8人が並んでいます。

店内を歩くと、「海外直輸入」と書かれた冷凍食品コーナーが目に飛び込んできました。スペイン直輸入の冷凍ラザニア(218円、税抜き、以下同)の隣には、米国産の6個入りプレーンベーグル(368円)、韓国の菓子「ホットク」などが並び、世界の食が集結している印象です。

何と言ってもコスパの良さに目を奪われます。商社などを通さずに直輸入することで、コストを抑えています。「外国籍の社員も多く、母国に買い付けに行くこともあります」(広報担当者)。

輸入品の中で冷凍タピオカと並び人気なのが、ベルギーから直輸入する「ベルギーワッフル」です。10個入り348円で、アイスクリームやフルーツなどとのアレンジのしやすさが、SNS映えを意識する女性に受けています。

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最終更新:2/5(水) 7:03
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