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蜷川実花が手掛ける「FOLLOWERS」豪華パーティセットに潜入。幻想的な桜にバラ…ファッションも映える!

2/5(水) 12:00配信

Movie Walker

映画『Diner ダイナー』(19)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(19)など話題作を次々に手掛け、写真家としても唯一無二の存在感を見せる蜷川実花監督とNetflixの初タッグとなる完全オリジナルドラマ「FOLLOWERS」が、2月27日(木)より全世界独占配信される。変化し続ける街“TOKYO”を舞台に、それぞれが掴み取りたい夢、自分らしい幸せの形を模索しながら、いまを懸命にサバイブする女性たちをキラキラと描いた本シリーズには、中谷美紀、池田エライザ、板谷由夏、中島美嘉、金子ノブアキ、夏木マリら魅力的なキャストたちが勢ぞろい。

【写真を見る】シャンデリアの間にも薔薇の花弁が敷き詰められた豪華セットは見事!<写真18点>

Movie Walkerは、物語のカギとなる絢爛豪華なパーティシーンの撮影現場に潜入。蜷川監督が長年温め続けてきたという本作の魅力と共に、監督らしさたっぷりな撮影現場をご紹介!

仕事は順調だが、“子どもが欲しい”という夢を叶えられない人気写真家のリミ(中谷美紀)。ある日、撮影現場で出会った女優志望のなつめ(池田エライザ)の、粗削りながらも自分を貫こうとする姿に若いころの自分を重ね合わせたリミは、思わずシャッターを切り、その写真をInstagramに投稿。そこから、もがき続けていたなつめの運命が大きく動きだす…。

主人公のリミを演じるのは中谷美紀。凛とした強さと優しさを兼ね備えたリミをドラマティックかつ魅力的に体現。時代を切り開く女性像は中谷自身とも重なる。さらに本作でその魅力を爆発させているのが、若さ溢れるなつめ役を演じた池田エライザ。自由奔放な性格ながら、繊細な部分も合わせ持つなつめを等身大で演じ、まだ“何者でもない”自分への葛藤、ジェンダーレス、様々な愛の形といった多くの問題を投げかける本作に深いリアリティを与えている。

この日訪れたのは、本作のオープニングシーンでリミが賞を受ける華やかな「Women of Future Awards」パーティの会場セット。東宝スタジオに作られた巨大な豪華セットは、セットデザイナーとして活躍するENZOが美術を手掛けており、中央には幻想的な美しい桜の木が置かれ、ところどころにピラミッド型のオブジェを配置。赤、ピンク、黄色など様々な色の照明が照らされ、レッドカーペット上を歩くリミ役の中谷と、リミのマネージャーゆる子役を演じる金子を大きなクレーンカメラが追いかける。

さらに奥に入ると、リミのスピーチシーンで使用されるもう1つの会場内セットが。大量のバラが装飾で吊るされ、赤を基調に細部までこだわり抜かれた魅惑のセットは“蜷川実花らしさ”が全開!劇中でも印象的に使われるこのパーティシーンは4日間にわたって撮影され、エキストラはのべ630人が参加。奥では可愛らしいロングワンピースを身にまとった蜷川監督がモニターチェックをしており、笑顔を交えて、終始リラックスした雰囲気で撮影に臨んでいる姿が印象的だった。Netflixの関係者も驚いたというほど本作の現場には女性スタッフが多く、自由に意見を言い合える雰囲気があるのは、いいアイデアをどんどん採用したいという蜷川監督の現場だからこそ。

“TOKYO”のリアルを映しだし、写真家、女優、歌手、芸能やファッション業界を取り巻く人々を描いた本作では、ファッションとメイクに並々ならぬこだわりが詰まっている。「キャラクターを作っていくうえで何度も打ち合わせをしましたし、なかなか通常では借りられないブランドのお洋服をたくさん貸していただきました」と蜷川監督が語っている通り、このパーティシーンでもジバンシイ、GUCCI、CYCLAS、TAE ASHIDA、NEIL BARRETT、TADASHI SHOJI、KEITA MARUYAMA、ANNA SUI、MIUMIUといったハイブランドのドレスや、TiffanyやTASAKIのジュエリー、Christian Louboutin や Stuart Weitzmanなどのシューズが使用されている。

「ファッションは表現の一つ。自分はこうありたいとか、その時の調子がビジュアルとして出てくるはずなので、かなり繊細な作業をしました」と語る蜷川監督のこだわりとセンスが本作では最大限に生かされており、次々と登場するハイセンスなファッションに女性はテンションが上がること間違いなし!

また、東京タワーや浅草寺、新たな観光地となった「チームラボ ボーダレス」やロボットレストランなど、TOKYOを象徴するスポットが蜷川監督独特の色彩美によって美しく映しだされているのも本作の大きな魅力の1つだ。

「海外のブランドやトップクリエイターたちが日本に来て、東京をテーマにいろんな映像を撮ったりしているのが悔しかった」と語る蜷川監督。「女性たちのいまの気分をきちんと描くのと同時に、ちゃんと東京の面白いところやきらびやかなところ、かっこいいところを世界中の人に見てもらえるものを作りたいと思っていた」と、念願叶った本作への熱い想いをみせる。

自らの手で成功を手にした女性たち、しかし人知れず抱える孤独や葛藤、性別を越えた愛、そして夢に葛藤する若者たち…。本作では、どこかに自分に似た誰かを見つけられるはず。仕事、恋、女性としての幸せ、そのなかのなにかを諦めるのではなく、妥協せず貪欲に幸せを掴んでいい。そう明るく道を照らしてくれる、蜷川監督からの現代を生きるすべての女性へのエール。しなやかにたくましく、楽しんで生きる日本女性の新しい生き方に、強く心を揺さぶられるはずだ。(Movie Walker・取材・文/富塚 沙羅)

最終更新:2/5(水) 12:00
Movie Walker

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