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68歳男性、5年間働いて貯めた15万円を武漢に寄付 中国・四川省

2/5(水) 8:00配信

CNS(China News Service)

【CNS】中国・四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)彭鎮(Peng)の村役場で1月30日午前、1人の高齢の男性が「(新型コロナウイルス流行の中心地の)武漢(Wuhan)まで届けてくれませんか?」と言い、袋に入れた紙幣を職員に渡して去って行った。

【写真】役場で懇談する李学明さん

 役場の職員によると、1月30日午前9時過ぎ、毛糸の帽子に大きなマスクをした60代くらいの高齢男性1人が宿直エリアに入ってきて、ポケットの中から震える手で袋を取り出し、「武漢まで届けてくれませんか?」と言って立ち去った。職員が渡された袋を開けてみると、中には1万71元(約15万6000円)の札束が入っていた。

 職員は男性が立ち去った後、各村や住民組織に依頼して捜したが、31日午前、男性は突然、役場に再度姿を見せた。身分証が見つからなくなってしまい、前日に寄付しにやって来た役場に置き忘れたと思ったという。

 名前は李学明(Li Xueming)さん(68)で、地元の村の住民だという。李さんが寄付した1万71元は5年間、内職をして、瓶や缶を拾って換金して得たもので、「少しでも役に立ちたい。救えるものであれば少しでも救ってほしい」との言葉を残し、去って行った。

 彭鎮役場は地元の派出所と連絡を取り、李さんのために新しい身分証明書を発行してもらえるよう手配し、健康のため医療用のマスクを1箱贈呈した。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

最終更新:2/5(水) 8:00
CNS(China News Service)

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