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スマホを使い早期発見! 認知症の徘徊対策にQRコード 「地域で見守る態勢を」 長野・山形村

2/6(木) 20:07配信

NBS長野放送

長野放送

 高齢化が進む中、認知症による徘徊が家族の大きな負担になっています。長野県山形村では、行方がわからなくなったお年寄りをスマホを使って住民が早期発見する取り組みを来月から始めます。どんな仕組みなのでしょうか。

 山形村できのう5日、民生委員や福祉施設関係者などを対象にした説明会が開かれました。内容は来月2日に始まる「QRコードを活用した徘徊高齢者の見守り事業」です。

説明会:
「後ろから認知症の方に声をかけるとびっくりして不安になってしまうので、必ず正面から優しく声かけしてもらうことがポイント」

(記者リポート)
「こちらが今回のシステムに使われるシールです。QRコードをスマホで読み取るとご家族に連絡がいくようになっています」

 徘徊高齢者の服や持ち物にシールを貼り、発見した住民がスマホで、シールのQRコードを読み取ると、氏名など個人情報に配慮した形で外見の特徴や既往症などが表示されます。

 同時に「発見しました」というメールが家族や役場に送られ、場所なども発見者と連絡出来、すぐに現場へ向かうことができる仕組みです。

 村に連絡があった徘徊者の不明事案は、去年は1件だけでしたが、家族の負担軽減を考え、導入に踏み切りました。県内では上田市に続いて2例目ということです。

山形村福祉係・南澤保徳主査:
「(これまでは)ご家族も探しつつ、あちこちに連絡するので大変だった。見守る態勢が構築できないと機能しないので地域の協力をこれを機に得ていきたい」

 村では「65歳以上で認知症状のある人」を対象に、事前に登録してもらい、シールを配ることにしています。30枚配るシールははがれにくく、夜光るものなど2種類あります。

東邦ホールディングス・植田元気係長:
「認知症の方の発見をアナログでシールでわかること。個人情報をもらさずに自動的に家族に連絡が行くのが大きな特徴」

 システムを開発した東京の会社によりますと、家族に正確な情報を提供してもらうこと、住民がシステムを理解し、お年寄りに正しく接してもらうことが大事だといいます。

 サービスの開始は来月2日の予定で、村では10件ほどの登録を見込んでいます。

長野放送

最終更新:2/6(木) 20:13
NBS長野放送

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