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パパ活装い接触 「怪しくありません」丁寧な説明で勧誘 わいせつ動画販売逮捕

2/6(木) 12:52配信

毎日新聞

 マッチングアプリで勧誘した女性のわいせつ動画を販売したとして、警視庁保安課は6日、東京都渋谷区渋谷、無職、山下量平容疑者(34)をわいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で逮捕したと発表した。山下容疑者は約200人の動画を撮影し、約3500万円の収入を得ていたとみられる。

 山下容疑者はマッチングアプリで、若い女性と食事などをする見返りに援助をする「パパ活」を装って接触し、言葉巧みにわいせつ動画の撮影に誘導していた。

 「お金が好きな方、体の関係が大丈夫な方、詳細についてはラインIDをいただけたら連絡します」。警視庁によると、山下容疑者はこのようなメッセージを、マッチングアプリで200~300人の女性に一斉に送信し、返信があった女性に対し「スマートフォンで撮ったムービーを試しに1000円で売ったら、最初の1カ月で300万円、7カ月で900万円近く売れました」「撮影は1回1時間で、顔は一切映りません。報酬は売り上げの半分」とわいせつ動画の撮影を持ちかけていた。

 渋る女性には「本人は特定されません」「怪しい仕事や風俗のスカウトではありませんので安心してください」と警戒心を与えないように丁寧な文言で説得していたという。

 しかし実際は、撮影当日や翌日に女性の顔が分かる動画を配信。女性には「出品動画の一部が児童ポルノに当たるとしてアカウントが規制されています。ご迷惑をおかけしてすみません」「出せませんでした」と告げ、報酬を渡していなかった。撮影に応じた女性の中には、「学費を払うためだった」と話している学生もいるという。

 被害に遭った女性の相談を受けたNPOからの通報を受け、警視庁保安課が捜査していた。同課は職業安定法違反(有害業務の紹介)容疑でも調べる方針。【山本有紀】

最終更新:2/6(木) 12:52
毎日新聞

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