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がれきと廃木材をリサイクル 安価な新素材でCO2削減 東大など

2/6(木) 18:22配信

時事通信

 東京大などは6日、コンクリートがれきと廃木材などを粉砕して混ぜ、熱を加えて圧縮成形するだけでできる新素材を開発したと発表した。

 コストが安く、強度や生分解性などの利点があるといい、建築用資材などとして数年後の実用化を目指す。

 国内では、年間3300万トンのコンクリートがれきが発生。ほとんどは砕いて道路の基盤や埋め立てに使われており、コンクリートに再生されるのは約1割。再生コンクリートはセメントを混ぜて焼成するため、二酸化炭素(CO2)が発生する。

 東大生産技術研究所の酒井雄也講師らは、植物の体内で繊維同士を接着する化合物「リグニン」に着目。コンクリートと木材など植物由来の廃棄物を粉末化して混ぜ、加熱して圧力をかけるとリグニンがのりの役割を果たして固まった。できた素材はコンクリートよりも軽く、曲げる力に対する強度はコンクリートの数倍あった。また、特定の細菌により分解される生分解性も備えていた。 

最終更新:2/6(木) 18:29
時事通信

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