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【特集】「有罪の根拠」となった証言を、検察側の医師が「撤回」…“乳児揺さぶり虐待“裁判で、相次ぐ「逆転無罪」

2/7(金) 7:08配信

関西テレビ

SBS論争に「新たな展開」か

乳幼児を激しく揺さぶることで脳に損傷を与える「揺さぶられっ子症候群」(通称SBS)。

このSBSの診断根拠をめぐって、“虐待防止に取り組む医師” と “冤罪防止を訴える弁護士” が法廷で激しく衝突した裁判で判決です。

当時生後1ヶ月の長女を激しく揺さぶったとして一審で有罪判決を受けた母親に対し、大阪高等裁判所は、逆転の無罪判決を言い渡しました。

【大阪高裁・西田眞基 裁判長】
「原判決を破棄する。被告人は無罪」

母親は裁判長をまっすぐ見据え、判決を聞いていました。

生後1カ月…長女への虐待を疑われた母

2014年11月28日。
この日を境に、夫、妻、2歳の長男、そして生まれたばかりの生後1か月の長女の4人暮らしの生活が一変することになりました。

【母親】
「長女をコルクマットの上に置いてままごとでちらかっているのを片付けていた。横目に長男が長女のお尻を拭いている動作をしているのを見て、ちょっと嬉しくて…。おむつ交換の時の真似をしているんやなと。そのまま片づけをしていたんですけど、そしたら放り投げてて…」

当時2歳の長男が、長女を抱きかかえて落としてしまったというのです。

数分後、長女の顔が青白くなり、119番通報。長女は心肺停止の状態で病院に運ばれ、硬膜下血腫、脳浮腫などと診断され、植物状態となりました(2018年に死亡)。

翌年、母親は長女への虐待を疑われて大阪府警に逮捕され、その後、傷害罪で起訴されました。

【母親】
「一番責任感じているのは自分自身ですし、非難されるべきだと思っています。罪名が違う。罪名が違うなって思うんです。過失の部分は責めてほしい」

小脳テントに血腫…検察は“揺さぶりの特徴“と主張

2017年に始まった一審。

検察は虐待に詳しい小児科医の証言に基づき、「4カ所以上の血管(架橋静脈)が切れている。なかでも、SBSの特徴とされる小脳テントにも血腫があり、こうした硬膜下血腫は揺さぶりでしか説明できない」と主張しました。

一方、母親の弁護を引き受けた秋田真志弁護士は、『低い位置からの落下でも硬膜下血腫は生じる。心肺停止になったのは窒息の可能性がある』として、無罪を主張しました。

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最終更新:2/7(金) 15:47
関西テレビ

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