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【Wリーグ・JX-ENEOSサンフラワーズ 吉田亜沙美】純粋なまでに、しかし力強く世界の頂を目指す(6)挑戦し続けるマインドセット

2/8(土) 9:50配信

バスケットボールスピリッツ

【Wリーグ・JX-ENEOSサンフラワーズ 吉田亜沙美】純粋なまでに、しかし力強く世界の頂を目指す(5)やっぱり私はポイントガードが好きなんだなって より続く


吉田亜沙美が持つバスケットに対する純粋さは今も変わらない。むしろ一度、引退という道を選んで、より拍車がかかったようにも見える。

「11月にプレOQTに行ったときも、合宿のときからトム(・ホーバス女子日本代表ヘッドコーチ)が『3ポイントシュートを打って。いいから、打って!』って言ってきたので必死に3ポイントシュートを練習しました。それまではJX-ENEOSでもそんなに3ポイントシュートは打っていなかったんです。ピックからのジャンプシュートがほとんどだったんだけど、日本代表に行って『長い距離の2点は絶対に打たないで。ピックでフリースローラインくらいまで進んで、そこからのジャンプシュートならいいけど、それ以外は3ポイントシュートを打って』って言われたら、自分も合わさなければいけないわけですよ。だって今までと状況が違うんだから。ずっと日本代表にい続けていたんだったら、考え方も少し違っていたかもしれない。でも一度引退をした人間で、しかも直近のワールドカップやアジアカップにも出ていない人間だから、改めて日本代表候補入りしたときはやらなきゃいけないんですよ。だから必死に3ポイントシュートを練習したんです」

プレOQTでの吉田は圧倒的な存在感を示していた。やはり吉田は日本代表に欠かせない。誰もがそう思ったはずである。しかし本人はそう思っていない。「今はまだトライアウトの身だから」と言い続け、最後までそのスタンスを崩さなかった。3ポイントシュートも積極的に打っていた。そうしたマインドは今も持ち続けている。つまり今の吉田は挑戦者なのである。本人もそこに楽しさを見出している。

吉田の目は今、7月下旬に開幕する東京オリンピックに向けられている。もちろん選手として出場するのが目標である。日本はすでに出場権を得ているが、2月6日からベルギー・オステンドでおこなわれるOQT(オリンピック予選)には出なければならない。吉田はその候補選手のひとりとして、他のポイントガードとともにしのぎを削り合っている。そこには誰よりも大きな声を出し、誰よりも必死に走る吉田の姿があった。

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最終更新:2/8(土) 9:50
バスケットボールスピリッツ

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