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赤ちゃんや障がい者にもやさしい…映画ファンの共感を呼ぶ日本初のユニバーサルシアター

2/8(土) 13:10配信

TOKYO FM+

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。2月1日(土)の放送では、東京・田端にある日本初のユニバーサルシアター「CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)」代表の平塚千穂子さんに、同館についてお話を伺いました。

視覚が不自由な方には、すべての場面をイヤホンで解説する“音声ガイド”。イヤホンを接続することで、音声ガイドを聴くことができます。

また、聴覚が不自由な方には、日本映画でも“日本語字幕”を表示。聴覚に障がいのある方は、振動で音を感じることができる“抱っこスピーカー”を抱えながら映画を鑑賞することができます。

通常は前方に設置されている車いす専用スペースも、首が疲れるという声を受けて、後方の観やすい位置に確保しています。

さらに、ママやパパのために、赤ちゃんが泣いてしまったときのために、気兼ねなく上映を楽しめる親子室も設置。カーテンを開けると小窓からシアター内の映画を鑑賞することができます。

誰もが映画を楽しめることを目指した同館について、平塚さんは「映画館っていう夢のある場所が、誰かを排除する場所であってほしくないとの思いからスタートしました。そういう思いに、映画ファンの人たちがすごく共感してくれて、とてもいい活動だと応援してくれている現象が起こっている」と語ります。

もともと平塚さんたちは、ユニバーサルシアターを作る前から視覚に障がいがある方のサポートをしてきた団体です。障がいを抱えながら一般の映画館に行くには、何かしらのバリアがある……そこで音声ガイドをつけることで、観えない人でも想像しながら映画を楽しむことができればとこの映画館をスタートさせました。

「たまたま知らずに観に行ったら自分のそばに盲導犬がいて、一緒に観賞するという経験をした人が、そのことを別の場所で話してくださったりしています。街の人たちにも、こういう空間を一緒に大事にしていこうというさまざまなアクションを起こしていただいており、思った以上に輪が広がっているような気がしています」

この映画館が成功し、最初のモデルケースになることで、映画だけでなく演劇やライブパフォーマンスなどの他分野に、このような取り組みが広がれば嬉しいと平塚さん。

映画館から始まるユニバーサルデザインの輪。どんな人でも楽しめる空間が、これからどんどん広がっていくといいですね。

(TOKYO FM「DUNLOP presents みらい図鑑」2020年2月1日(土)放送より)

最終更新:2/8(土) 13:10
TOKYO FM+

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