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低コストで月商500万円の人気店も! 今、「ゴーストレストラン」が熱い理由とは?

2/8(土) 17:20配信

TOKYO FM+

さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。2月1日(土)放送のテーマは「デリバリー」。今回は、フードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」編集長の大関愛美さんにデリバリー専門の「ゴーストレストラン」について伺いました。

── ゴーストレストランってどんなお店ですか?

簡単に言えば、お店のないレストランです。本当にお店がないわけではなく、デリバリー専門で料理やドリンクを販売しているお店ですね。「Uber Eats(ウーバーイーツ)」などの配達サービスを使って、お客さまに商品を届ける仕組みです。

サラダ、ハンバーガー、タピオカドリンクなど、配送に向く食べ物のお店が多いですね。運ぶ時間が何分かあるので、時間が経つと劣化しやすい食べ物はあまり向いていないと思います。

── お店がないということは、どこで作っているんですか?

それはお店によってさまざまですが、立地にとらわれない場所にキッチンを構えられるのがゴーストレストランの利点です。普通のお店だと人通りのある場所など立地がすごく重要ですが、ゴーストレストランなら誰も知らないような雑居ビルや裏路地の先でも問題ありません。

しかも家賃が安いのがゴーストレストランのメリットです。夜だけ営業しているお店を昼だけ間借りして運営しているところもあります。デリバリーのアプリ上では特に「ゴーストレストランです」とは書かれていないので、注文する人は気付かないことも多いでしょう。

── 取材するなかでユニークなゴーストレストランはありましたか?

「ベジタリアンブッチャー」というお店は、ベジミート(代替肉)のハンバーガーショップ。宗教上の理由でお肉が食べられない人や、栄養面を気にしている人でも食べられるハンバーガーを販売しています。なかなか一般的な食べ物ではないので、通常の店舗だとリスクが大きいということで、池袋の焼肉屋さんのキッチンを間借りして低投資で開業したお店です。

「筋肉飲料」は、プロテイン入りのスムージーを販売しているお店。こちらも万人受けする商品ではないのですが、筋トレをしている人にはすごく好まれるので、ゴーストレストランとして営業しています。以前は六本木のバーを間借りしていましたが、現在は赤坂に移転しました。港区周辺は筋トレに熱心なリッチな方が多く、ジムも多いので需要があるそうです。

「ゴーストキッチンズ」は、目黒区の住宅街にある雑居ビルで5坪の狭いキッチンを借りて、月商500万円を売り上げている人気店。サラダ、チキンオーバーライス、スンドゥブなど、7業態の料理を提供しています。最初はカレーで始めたのが上手くいかなくて、いろいろなものを試して現在に至ったのも、ゴーストレストランならではだと思います。

(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2020年2月1日(土)放送より)

最終更新:2/8(土) 17:20
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